仕事と子育ての両立
澤井「旦那さんもよく喋られるんですね。ご飯を食べている時とかも常に会話をしているんですか?」
菊地「ずっと喋っていますね。長女が次女に“もうさ、元気なのはいいんだけど”って口癖のように言うのですが、これ私がいつも長女に言っていることなんですよ。真似しているわけではなくて、うつっちゃっているんでしょうね。
(私に似ているところが多いこともあって)子ども用の遺伝子検査をやってみたのですが、『言語能力』だけ99パーセントだったんです(笑)。その結果を見て、昔、番組で占い師さんに“あなたのお子さん芸人になりますよ”と言われたことを思い出しました(笑)。芸人さんがとかではなくて、全く別の業界に行ってほしいと思っていたのですが…」
澤井「そういう道もありだと思いますけどね(笑)。菊地家の教育法はありますか?」
菊地「長女はいろいろなことに対して、“なんで?”と聞いてくることが多いのですが、曖昧な回答をするのではなく、長女がぐうの音も出ないくらいちゃんと理由を説明するようにしています」
澤井「いい方針ですね。家族でお出かけしてよかった場所はありあますか?」
菊地「王道かもしれないですけど、お台場の『The Kids』という室内遊び場にはよく行きます。中に小さい滑り台があったり、空気を入れて動くメリーゴーランドがあったり、半日そこで遊んでいるくらい子どももすごく気に入っています」
澤井「そうなんですね。『The Kids』調べてみます!SNS等、拝見していると、旅行もかなり行かれていて、アクティブだなと思いましたが、お仕事とのバランスはどう調整されていますか?」
菊地「今は、土曜日と日曜日は基本仕事を入れないようにしてもらっていて、子どもと一緒に出掛けることが多いですね。平日も子どもが生まれる前ほどはやっていなくて、泊まりの仕事や長丁場のロケなどは難しいかなと思っています。
今までは100パーセント・バラエティ脳で、演技とか全く興味がなくて、今もそこは変わらないかもしれません。バラエティはずっと出続けることが大変だと思うので、息が長く関われていたらいいなと思いますね。 “昔は体張っていたけど、今はママさんって感じなんですね”と言われることもありますが、全然やるんですよ(笑)。
たしかにありがたいことに、子育てに関するお仕事も増えてきて、日常の中で生まれるリアルな悩みなどがそのままお仕事につながるので、“自然体でできるな"という感覚はあります。バラエティは細く長く頑張りつつ、ママさんに関するお仕事も少しずつ増やせていけたらいいなと思いますね」