(8)ドジャースの地区優勝に貢献

 9月26日のダイヤモンドバックス戦に勝利し、ドジャースがナショナルリーグ西地区の地区優勝を決めた。

「この試合では大谷選手が2ランホームランを放ち、山本投手が6回を無失点に抑える好投など、日本人選手の活躍もあって見事に勝利しました。ドジャースは2021年から4年連続で地区優勝に輝き、今年1度目のシャンパンファイト。大谷選手は“ここを目指してやってきたので、最後、しっかり決められてよかったです”と振り返っていました」

日本時間2025年10月2日、地区シリーズ進出を決め、スタンドに向けて手を振るドジャース大谷翔平/共同通信
日本時間2025年10月2日、地区シリーズ進出を決め、スタンドに向けて手を振るドジャース大谷翔平/共同通信
【写真】「これは痛そう…」自打球が股間を直撃した大谷翔平

(9)経済効果1300億円超

 大谷は莫大なマネーも動かしているようだ。

「関西大学の宮本勝浩名誉教授が算出したところによると、2025年における地区優勝までの大谷選手の経済効果は約1302億8573万円。観客動員数が球団史上初の400万人台に乗ったことや大谷選手個人のスポンサーの増加、アメリカの物価上昇、さらに大谷選手の性格や人間性が多くの人を惹きつけていることも大きいそう。宮本教授は“1人のアスリートの活躍結果である、というようなレベルのものではない”と驚きを隠しませんでした」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

(10)定着した“デコルテポーズ”

 ドジャースにはホームランやヒットを打った選手によるお決まりのポーズがあるが、それに“あるポーズ”が加わった。

「コーセーが販売するコスメブランド『コスメデコルテ』のCMで、大谷選手が右手の親指と人さし指で商品のボトルを持ち、顔の前を左から右にウインクしながら動かすシーンがあります。これをマネしたポーズがチーム内で浸透。どうやらミーティング中に、このCMが流れたのがきっかけだったようです」

日本時間4月3日にサヨナラホームランを放った際に大谷がデコルテポーズを披露(ドジャース公式Xより)
日本時間4月3日にサヨナラホームランを放った際に大谷がデコルテポーズを披露(ドジャース公式Xより)

(11)ビューティフルワイフ

 1月26日、全米野球記者協会ニューヨーク支部主催の夕食会にビデオメッセージを寄せた大谷。すべて英語による3分間のメッセージを述べたが、その中で真美子さんへの感謝の言葉が話題になった。

「1月にロサンゼルスで山火事が発生したため、夕食会は欠席しましたが、代わりに映像で登場。2024年シーズンの活躍を支えてくれた人たちへの感謝を述べると、その中で真美子さんのことを“ビューティフルワイフ”と呼び、ファンの心をつかみました」