検挙まで至らない可能性も十分
マスコミは半信半疑のまま張り込みを続けていたわけだが、噂に“信憑性”を持たせたのが、最近の米倉の行動だった。米倉はここ2か月、定期的に更新していたインスタグラムの投稿がなく、イベント欠席が続いている。大手メーカーやブランドのアンバサダーの就任も辞退しており、姿を現していなかった。
そして10月21日、『NEWSポストセブン』がこの「空白の2か月」について詳報した。米倉は家宅捜索の際、驚きつつも捜査に協力。捜査員の指示のもと、押収された物品を1つ1つ指さして証拠写真の撮影に応じていたという。ガサ入れ後には、自身の車で取調室のある庁舎に赴き、事情聴取を複数回受けていたとのことだ。
さて、ここから事態はどう進展するのか。全国紙の記者によると、
「ガサ入れから2か月が経過していますが、もし“クロ”であれば、逮捕までそんなに時間がかかるのか疑問です。また、ガサ入れ後に、疑いのある本人の出国を許可していることも不可解。〈米倉涼子麻薬疑惑〉と打った『週刊文春』(10月23日号)には、押収物の一部について〈「違法成分が含まれている可能性が高い」という情報を入手〉としか書かれてないですし、その詳細は未だ公表されていません。覚せい剤や大麻など、ハッキリと違法薬物と認められたものではないようなので、そのあたりが引っかかりますね。大きく報じられましたが、事情聴取したものの、最終的に検挙まで至らない可能性も十分にあるでしょう」
“大山鳴動して鼠一匹”となるのか、それとも……。いずれにせよ、一件が明るみになった以上、マスコミがその姿を狙っている自宅に彼女が戻ってくる可能性はかなり低い。いるのかいないのか、半信半疑で現場にいたマスコミ陣は、張り込みから解放されてホッとしていることだろう。