咳を甘く見ずにはちみつで対策
綾菜さんいわく、茶さんはショートスリーパーなのだそう。
「だいたい朝の7時くらいに寝て、10時か11時くらいに起きる生活を50年以上続けているんですよね。健康のためにはもう少し睡眠をとってもらいたいなぁとも思うんです。でも、それを言いすぎてストレスになるのはよくないので、好きな時に寝て好きな時に起きて、自由な感じで過ごしてもらえるように心がけています」
茶さんがほとんどの時間を過ごすリビングには、いつでも運動できるように手すりつきのステッパーが置いてあるそう。
「加トちゃんは積極的に運動をしていまして、テレビを見ている時にはCMになると立ち上がり、ステッパーを使ったりしています。簡単なストレッチをすることもありますね」
イスを使った簡単な運動も取り入れている。
「両手を水平に上げて、イスに座ったり立ったりを繰り返すだけ。筋力がない人でも、立ち上がるだけなので、ぜひやってみてください。
何度もやるのがつらければ、1回だけでもいいんですよ。少しずつ増やせるといいですよね。筋肉量が増えると免疫力もアップしますし、基礎体温も上がります。冬はこまめな運動を心がけています」
ほかにも、ここ最近日課にしているのは、小さじ1杯のはちみつを舐(な)めること。
「高齢になると、この時季は特に、空咳をすることが多くなるんですよね。加トちゃんは過去に肺炎になったことがあり、その前兆のひとつが空咳なんです。咳止めの薬は身体に負担がかかると聞いて以来、別の方法で咳を治したいと思い、空咳の対策として、少し前から生はちみつを毎日、小さじ1杯舐めてもらっているのですが、調子がよくてホッとしています」











