ネタに出てきた企業から祝福の嵐

 視聴者からは、「赤木裕のキャラクター反則すぎる!あんなんチートやん!」「演技とわかっててもこんなに挙動不審なネタで腹ちぎれるくらい笑うと思わなかった」「今年はレベルが高かったと思う。その中でも決勝のたくろうは圧巻だった」と絶賛の声が続出している。

「ネタに登場した企業からも祝福が寄せられ、“世界に誇るトヨタ自動車”と名前を出されたトヨタ自動車は、公式Xで《たくろうさんグランプリおめでとうございます!ネタでトヨタを出していただきありがとうございました》と投稿。Google Japanからは、《たくろうさん、優勝おめでとうございます Google 中のジェームズが喜んでおりました》と、ネタの内容に合わせたユーモアたっぷりのメッセージが。ほかにも、“Yahoo!で天気予報”が使われたLINEヤフー株式会社の川邊健太郎会長も祝福のコメントを送っています」(スポーツ紙記者)

M-1グランプリ2026のチャンピオン『たくろう』に祝福メッセージを送ったトヨタ自動車(公式Xより)
M-1グランプリ2026のチャンピオン『たくろう』に祝福メッセージを送ったトヨタ自動車(公式Xより)
【写真】M-1チャンピオン『たくろう』人気芸人と過ごした“新宿の夜”

 ほかにも“KSD”として、ネタにも登場した赤木の母校である京都産業大学からは学長名でこんな粋なコメントも発表された。

M-1グランプリ2025優勝、誠におめでとうございます! 決勝の舞台で「KSD」の名が呼ばれた瞬間、学生、OB、教職員一同、一瞬だけ耳を疑いましたが(笑)、それ以上に大きな笑いと感動をいただきました。本来、本学は「KSU」ですが、今日から本学は「京都で・すごい・大学(KSD)」を自称いたします。最高の「むすび」をありがとうございました。これからの更なる飛躍を期待しています! 京都産業大学(KSU、時々KSD)学長 在間 敬子

 また、たくろうの同期であるお笑いコンビ・ダブルヒガシ大東は、《たくろうえぐい!!!おめでとう!!!!同期が行った!!!!えぐい!!!》と、一緒に見ていた後輩が涙ぐむ様子をアップし、喜びをつづった。

 すでにメディア出演ラッシュが始まっているたくろうは、優勝決定直後に『有働Times』(テレビ朝日系)に出演。番組では、きむらが好きな木村拓哉と赤木が好きなイチローがコンビ名の由来だと語り、反響を呼んでいる。

 お笑い界に新たな旋風を巻き起こすであろう、たくろうの活躍が楽しみ!