蓄えは足りる?一番の心配「お金」の不安を解消する

お金のことは人任せにせず自分で把握することがとても大事。
書き出して「見える化」を

 物価高が続く今こそ、まず把握したいのは“自分の収入・財産”と“使えるお金”。年金額や貯金、毎月の支出を正しく知ることで、ムダを防ぎ将来の不安も小さくできる。おひとりさま予備軍にとっても、今の暮らしを守る第一歩になる。

解決するためのポイントをチェック

1:90歳までに必要な生活費を割り出す

 人生100年時代を迎えて、女性の2人に1人は90歳まで生きる※3時代。現在65歳なら、「1か月の生活費×12か月×25年間」で、90歳までのおおまかな生活費を割り出せる。この額面に医療や介護の諸経費を加えて把握しよう。

※3 令和6年簡易生命表の概況(厚生労働省)

2:1か月の生活費と自分の年金額を確認する

 老後にいくら必要かは、生活スタイルや暮らす地域、年金や預貯金の額などによって異なる。65歳以降の「1か月の生活費」と年金などの収入額(1か月分)を突き合わせて、足りるかどうかを早めに確認しておこう。

3:口座が複数ある場合は1~2つにまとめておく

 年齢を重ねて判断能力が衰えると、複数の口座の管理が難しくなることがある。引き落とし口座を1つにまとめ、その口座を年金などの振込口座にしておけば、家計管理がしやすくなり、残高不足のうっかりも防げる。

4:働き続けることでお金と人のつながりが増える

 年金や預貯金が少ない場合は、フルタイムではなくても、パートなどをして、できるだけ長く働くこともひとつ。仕事が生活のハリになるほか、人とのつながりもでき、適度に身体を動かすことで健康維持にも役立つはず。

もっと詳しく必要なお金をチェック!

 実際のところ、老後資金の必要額は、自分がどんな生活をしたいかによって変わるため、自分基準で考えることが大切。自分が望む生活の実現にいくら必要で、年金と預貯金を合わせて、月にいくら使えるかがわかれば、その範囲内で暮らしていくめどが立つ。

90歳までのおおよその生活費
(1)1か月の生活費は?(  円)
(2)90歳までのおおよその生活費 (1)×12×(90−今の年齢: 歳)=(   )円

使えるお金の把握(1か月分)
(3)年金(  円)
(4)パートなどの収入(  円)
(5)預貯金から取りくずせる額(  円)

((3)+(4)+(5))は(1)と比べて多い?少ない?