生まれ持ったマインド
一度ヘコむと、「私、できないもん」と言って、友達から離れてしまうケースも考えられるが、ふうかさんはちょっと違う。
「そういうときは“しょうがないじゃん、だって私、できないもん”って堂々と言っちゃうんですね(笑)。そういう態度を取れるのは誰に似たんだろうって。たぶん生まれ持ったマインドなんだろうと思います」
ふうかさんが少しずつできることが増え、自分自身のことを好きだと言ってくれることが、希望の光だったと、星野さんは言う。一方で星野さんの中でも変化があった。ふうかさんの可能性をさらに広げようと、社会に働きかける中で、身にまとっていた殻が破られていったのだ。
「思えば強くなりましたよね。出産前は、私、話をするのが苦手だったんです。自分が発する言葉に自信がないので、私の話で相手の時間を取って申し訳ないと思ってしまうほどネガティブな性格でした。
明石家さんまさんはそれを面白がってくださって『踊る!さんま御殿!!』に何度か出演の機会をいただいたこともあったんですが、子どもを持つとそんなことも言っていられなくて、娘のために苦手な人付き合いもするようになりました。幼稚園も最初は入園を断られたのですが、いろいろなお話をしながら可能性を探っていただきました。
娘を守るのは私たち親しかいないわけですから、私が動かなければ娘の前に道はできない。強くならざるを得ないんです。娘のおかげでいろんな経験をして、少しずつ社会人らしくなれているのかなと思います」

















