岡嶋教授は、生成AIを安全に使うための「2つの約束」を提示する。
「1つ目は“AIは嘘をつくこともある”と、知っておくこと。AIはあなたの期待に応えようとして、間違った情報を、さも真実のように話すことがあります。ちなみに、これを“ハルシネーション(幻覚)”と呼びます」
刻なプライベート情報はAIには秘密に
健康やお金、法律などに関する重要な情報は、最後は必ず専門家に確認することが不可欠だ。
「2つ目は個人情報を教えないこと。銀行の暗証番号や、他人に見られたくない深刻なプライベート情報は、AIには秘密にしておいたほうがいいでしょう」
この基本的なルールを守れば、AIはあなたを騙すことや裏切ることは少ないはず。
「今の生成AIは、まるで長年の友人のように自然な会話ができます。もし、まだ活用したことがないようであれば、まずは“夕食、何がいいかな?”と話しかけることから始めてみてください」
老後を充実させる鍵はAI活用にかかっているのかも。
「プロンプト」はAIへの“お願いの言葉”
生成AIを使い始めると必ず耳にするのが「プロンプト」という言葉。生成AIへの「指示」や「質問」「命令文」のことだが、もっと簡単に言えば、あなたがAIに送る「メッセージ」や「話しかけ」そのものを指す。
●AIへの話しかけ方のコツ
1・「具体的」に言うほど、AIは名回答をくれる
AIは、あなたの「状況」や「好み」を詳しく伝えれば伝えるほど、親身になって答えてくれる。
例)「70代の友人3人で、来週の火曜に、浅草でランチをします。椅子席があって、2000円くらいで食べられる和食のお店を3つ選んで」
2・回答が気に入らなかったら何度もやり直す
もしAIが的外れな答えを返してきたら、例えば「そうじゃなくて、もう少し静かなお店がいいな」などと、おしゃべりを続けるように修正していけばOK。
●回答の精度を上げるには?
1・AIに役割を与える
「あなたはプロの料理人です」「あなたは歴史の研究者です」など。
AIに役割を与えると、その役割を踏まえて答えてくれる。
2・どんな回答が欲しいか具体的にする
「70代女性向けに教えて」
「中学生にもわかるように説明して」
「箇条書きにして」
「要点だけを表にまとめて」など。
どんな回答が欲しいか具体的にすると、求めている回答に近づくことができる。

















