日本を「最も偏見が少ない」と名指し
「同メディアは『フィギュアスケートには採点上の問題がある。データがそれを物語っている』とし、審判が自国の選手にどれだけ甘い点数をつけているかを統計的に算出しました。分析によると、ショートプログラムでは審判36人中30人が、フリーでは29人中25人が、他国の選手より自国の選手を高く評価する傾向にありました。平均すると、自国の選手には他国の審判の平均より3.34点高い点数が与えられているという、いわゆる『自国贔屓』が常態化している実態を浮き彫りにしたのです」
特に偏りが顕著だったのは開催国イタリアの審判で、自国選手に対し平均で7.09点もの“上乗せ”をしていたという。
その一方で、同メディアが「最も偏見が少ない」と名指しで絶賛したのが、日本の審判員だった。
「驚くべきことに、日本の審判員は他国の選手よりも、自国の選手に対して低い点数をつける傾向にあることがデータで示されました。長年フィギュアを取材する関係者の間では、『日本人特有の謙虚さなのか、贔屓を疑われることを恐れる保身なのかはわからないが、日本ほど自国に厳しい国はない』と言われてきましたが、それが科学的に証明された形です」
この分析結果が報じられると、SNS上では日本のファンから多くの反響が寄せられた。
《身びいきすることなく公正にジャッジしてるなんて誇らしい。これぞスポーツマンシップ》
《それなのに金1銀3銅2ってやばくない? 自国審判の援護射撃がない中でのこの結果は実力だけで勝ち取った証拠》
他国が自国の威信をかけて採点を“上乗せ”するなか、日本は公正なジャッジを貫き、選手たちもまた、その“逆風”を跳ね返す圧倒的なパフォーマンスを見せたことになる。
日本人審判の誠実さと選手たちの真摯な戦いぶりは、次回の冬季五輪でもきっと見られることだろう。

















