鈴木蘭々とも仲が良く、デュエットシングル『太陽とハナウタ』を出したほど。

バラエティーに慣れていなくて泣かされたことも

蘭々は少し年下で妹のような存在。最近、25年ぶりくらいに再会したんですよ。元気な不思議ちゃんだったのに大人になったねって話したら、『私も満里奈ちゃんと普通にしゃべれるようになって、大人になったなー』って(笑)

 高視聴率番組『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)にレギュラー出演。「モジモジくん」と「仮面ノリダー」のコーナーによって、渡辺の人気は全世代に浸透した。

『夕ニャン』のころは、とんねるずのおふたりともスタジオで暴れていたので、あのエネルギーがこちらに向かなければいいなと心配でした。バラエティーに慣れていなくて泣かされたこともありましたが、いつも気にかけてくれて面白いと思えることをいろいろやらせてもらえました。

 田中美佐子さんとドラマで共演させていただいたとき、大女優なのに、ノリダーの言い方(ドスを利かせた低い声)をまねして、『マリナさん!』って、いつもふざけて呼ばれました(笑)」

 ソロデビュー後、さまざまな制約もあり『ザ・ベストテン』(TBS系)に出演したのは、一度だけ。

あの回転扉から登場したとき、これがベストテンか!と興奮しました。そのときに第1位だったのが、産後復帰されたばかりの松田聖子さん。ピンクの衣装で階段を下りてきたのを見て、『うわー!妖精だ!』と感動しました

 さらに『ザ・トップテン』(日本テレビ系)出演時には、40年間で最も忘れ難い驚きのエピソードがあるといい、これを聞いた取材陣も爆笑して盛り上がった。

南野陽子さんと、あのエレベーターで一緒に登場するときに裏でスタンバイしていたら、『私ね、今アルバイトしてるの』と話してくれたんです。スーパーアイドルなのに! 『でもね、勉強になるわよ』とおっしゃっていました(笑)」

 さまざまなことに挑戦してきた渡辺だが、歌は続けたいと思っていた。以前から大好きな大江千里に曲を書いてほしいとスタッフに言い続け、おニャン子解散後の初シングル『ちいさなBreakin' my heart』で、夢が叶った。

 そんな渡辺が音楽に開眼したのが、大滝詠一・佐野元春・杉真理による『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』との出会い。