兵庫県朝来市の「山芳製菓」は、すでに重油高騰に泣かされている。ポテトチップスの人気商品わさビーフや明太マヨビーフなど6製品の生産を停止中。ポテトチップスを揚げる食用油を温めるボイラーの燃料となる重油の調達が困難になったためだ。
「重油の調達が不安定なので、代替燃料を探すなどしています。ユニークな商品を楽しみに待ってくれているお客さまのためにも、1日でも早く生産を再開しようと頑張っています」(同社の広報担当者)
私たちも生活防衛する必要に迫られそうだ。
「物価高対策として食料品の消費税率をゼロにする検討を始めた『国民会議』は初会合を開いただけで、これからみなさんの意見を聞く段階。実現しても早くて来年夏ごろの実施とみています。一方で物価高は約1年は続きそうです」(荻原さん、以下同)
昭和のオイルショックではデマ拡散
日常生活のどんなところに気をつければいいのか。
「電気代を節約しましょう。エアコンは、立ち上げるときに最も電気を使います。20分離席する程度ならばつけっぱなしのほうが安く済みます。掃除の仕方も変えましょう。掃除機をかけながら部屋を片づけていくと、スイッチのオン・オフを繰り返すことになり電気代がかかります。部屋を片づけてから掃除機をかけましょう。食材の保存術も工夫したいですね。フリーザーバッグに肉とカットした野菜を入れて焼き肉のタレなどに漬け込んで冷凍します。食べるときは袋の中身をフライパンで炒めるだけ。野菜ごとに小分けで冷凍すると、解凍が面倒です」
1970年代、昭和のオイルショックでは臆測が広がり、トイレットペーパーを買い占める騒動が起きた。ホルムズ海峡封鎖以降、SNSなどでトイレットペーパー不足を懸念する投稿が散見される。
41社が加盟する日本家庭紙工業会は、
「トイレットペーパーの約97%は国内で生産されております。またこれらの製品の原料は、国内回収古紙やパルプであり中東地域に依存するものはございません」
と影響を否定。在庫も増産余力も十分にあるという。
時代錯誤のフェイクニュースやデマには、くれぐれも振り回されないように。

















