「大小152の島からなる五島列島の北部に位置する新上五島町。これまであまり知られることがありませんでしたが、福原遥さん主演の朝ドラ『舞いあがれ!』('22年)を見て五島列島の魅力に気がついたファンも多いようです。断崖絶壁に建てられた教会をはじめ、ほかでは見ることのできない絶景の数々を、ぜひ一度堪能してほしいものです」
「聖地移住」も急増中
映画やドラマ・旅番組のロケ地を訪ねて、その地域の風景や食、文化、人との交流を楽しみ、その地域の魅力を再発見するロケツーリズムを堪能するうちに、いつしか“ロケ地愛”が高じて「聖地移住」する人たちも近頃は急増しているという。
「『聖地移住』という言葉がよく聞かれるようになったのは、累計1000万部を超えるベストセラー漫画『からかい上手の高木さん』がアニメ化、'24年には映画化されたころからではないでしょうか。
舞台となった香川県の瀬戸内海に浮かぶ小豆島にはこの作品が好きすぎて『聖地移住』した方たちもいらっしゃいます。Iターンと違って『聖地移住』は大好きな物語の舞台だけに日々新たな発見もあり、愛着もひとしお。これからは定年退職後のIターンではなく、趣味の縁(趣味縁)でつながる『聖地移住』こそ、地方創生のトレンドといえるのでは」
そう語る山田編集長も聖地巡礼を経て、3年ほど前に「聖地移住」に踏み切った1人。だからこそ説得力もある。
地方都市の過疎化が社会問題視されるようになって久しい昨今。一説によると、「移住者1人は観光客100人分の経済効果がある」といった試算もある。「聖地移住」こそ、地方創生を担うキラーコンテンツなのかもしれない。

















