朝のセットを保つコツ

雑学2:朝のセットが台無しに! 梅雨に広がる髪、いい方法はない?

洗髪後、スタイリング剤で表面をコート。湿気の侵入を防ぐのがコツ
(美容ジャーナリスト・毛髪診断士 伊熊奈美さん)

梅雨のスタイリングは苦戦しがち(写真はイメージです)
梅雨のスタイリングは苦戦しがち(写真はイメージです)
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 整えたはずの髪が、外に出た途端に広がる─。本格的な梅雨はまだ先だが、すでにそんな崩れを感じることも。その原因は、やはり湿気にある。

髪は空気中の水分を吸収すると内部の水分量が増え、膨らんで形が崩れやすくなります

 と話すのは、美容ジャーナリストで毛髪診断士の伊熊奈美さん。髪はもともと一定の水分を含んでいるが、湿度が高くなるとさらに水分を取り込み、太さや長さがわずかに変化。その結果、広がりやうねりが起きやすくなるという。

 特に影響を受けやすいのが、カラーやパーマ、日々のドライヤーなどでダメージを受けた髪だ。

キューティクルの乱れや髪内部の空洞化で、湿気が内部に入り込みやすくなります。また、年齢とともに水分バランスが崩れやすくなった髪も、湿気の影響を受けやすい状態です

 さらに、くせ毛は水分の吸収にムラがあるため、湿気を含むと部分ごとに膨らみ方が変わり、うねりが強く出やすい。では、朝アイロンで整えたのに、時間がたつと元どおりになってしまうのはなぜか。

アイロンは熱で髪の結合を一時的に変えて形を作りますが、この結合は水に弱く湿気を含むと元に戻ろうとします

 つまり、外に出て湿気に触れるにつれ、少しずつ崩れは始まっているというわけだ。対策のポイントは、湿気を髪に入れないこと、入っても崩れにくい状態をつくること。

洗髪後は、洗い流さないトリートメントやヘアミルクをなじませ、内部を整えながら完全に乾かし、オイルやスプレーで表面をコーティングすると、湿気の侵入を防ぎやすくなります

 さらに、アイロン後に冷風を当てて形を固定するのも効果的。そして意外と差が出るのが“何もつけずに外に出るかどうか”。

オイルやバームなどを少量つけるだけでも、仕上がりの持ちは変わります。髪のコンディションで差が出るので、ひと手間を惜しまないでくださいね