「不器用」な高市首相
高市首相と30年来の親交があるジャーナリストの須田慎一郎さんは、
「男気があって義理人情を大切にするタイプ。ああ見えて繊細なところがあって、相手の発言に対して“なんでそう言ったんだろうか”と気にするところもある。ベースはどこにでもいる普通の女性なんですよね」
と人柄を解説。続けて、
「大学が神戸大学で自宅が奈良だったので、片道2時間かけて通っていたり、一般のサラリーマンの家で育っているから普通の感覚を持っている。2世や3世議員ではなく、自分の努力でしか上にいけないという認識があるから本当に頑張ってきたんだろうな、というのがわかるんです。
派閥にも所属していないし、七光でもない。保守的な考え方で安倍(晋三)さんに気に入られたけれど、仲間と群れる人ではない。その意味でいうと、政治の世界でも勘違いされてきた人。総理になる前から会食とかが好きなタイプではなかったし、これまでも人の歓心を買うために贈り物をしたりする人ではなかったから、選挙で勝ったときに商品券を配ってしまう。そういうところが誤解を招きやすいというか不器用というか」
須田さんは最後につけ加える。
「庶民の感覚を持っていて、バブルも経験し、今の日本経済が低迷しているのは政策が悪かったから、という強い思いを持って財政の立て直しをしようとしている。積極財政をやり遂げたいと思っている高市さんを応援したいですね」
過半数の女性たちからの厳しい意見が政権への逆風をうかがわせたものの、高市政権の真価が問われるのはこれからだろう。

















