においの変化は「当たり前の現象」
においを軽減したいのなら、普段の食事に次のような食材を取り入れるのがおすすめだ。
「活性酸素を抑える抗酸化作用のある食材には、過酸化脂質の生成を防ぎ、脂質の酸化によるにおいの発生を抑える効果が期待できます。ビタミンAを多く含むにんじんやしそ、ビタミンCが豊富なブロッコリーやセロリ、ビタミンEを多く含むごま、かぼちゃなど、抗酸化作用のある食材にはいろいろなものがあります。また、体内でエストロゲンに似た働きをするイソフラボンは積極的にとりたい栄養素で、大豆製品に多く含まれています」
年を重ねていく中で、においの変化は当たり前の現象と玉城先生は強調する。
「更年期のにおいは、身体の変化に加えて汗や衣類、気候など、さまざまな条件が重なって生じるもので、決して不潔なわけではないんです。あまり気にしすぎずに、つらい場合は婦人科や皮膚科の受診も視野に入れ、ご自分でできる対策をすることが大切です」
真夏のにおい対策マストアクション
下着や靴下を持ち歩く
汗を吸った下着や靴下を長時間身に着けていると、蒸れによって雑菌が繁殖しやすくなり、においが強くなる原因に。替えを持ち歩き、汗をかいたらこまめに交換することで、清潔な状態を保ちやすくなる。
洗いすぎない
においが気になるからといって、過度に洗いすぎると必要な皮脂や常在菌まで洗い流してしまうことに。その結果、肌のバリア機能が低下し、乾燥や皮脂の過剰分泌を招いてにおいが強くなることも。
ムダ毛を処理する
ムダ毛が多い部分は汗や皮脂がたまりやすく、蒸れによって雑菌が繁殖しやすい。脇やデリケートゾーンの毛量を適度に整えることで通気性がよくなり、におい対策につながる。
自由が丘ファミリー皮ふ科総院長・玉城有紀先生 2005年帝京大学医学部卒業。日本医科大学武蔵小杉病院卒後、東京女子医科大学皮膚科学教室などを経て皮膚科専門医を取得し2014年溝の口駅前皮膚科を開院。2019年自由が丘ファミリー皮ふ科、2020年二子玉川ファミリー皮ふ科を開院。メディア出演などで皮膚疾患の治療や予防に関する正しい情報を積極的に発信している。
教えてくれたのは…自由が丘ファミリー皮ふ科総院長・玉城有紀先生 2005年帝京大学医学部卒業。日本医科大学武蔵小杉病院卒後、東京女子医科大学皮膚科学教室などを経て皮膚科専門医を取得し2014年溝の口駅前皮膚科を開院。2019年自由が丘ファミリー皮ふ科、2020年二子玉川ファミリー皮ふ科を開院。メディア出演などで皮膚疾患の治療や予防に関する正しい情報を積極的に発信している。
取材・文/熊谷あづさ

















