お金を使うところにむやみに近づかない!!
日用品費をうっかりNG節約していることもある。
「古い日焼け止めを使い続けていると肌トラブルを引き起こす原因になるので、基本的にはワンシーズンで使い切りましょう。一見、もったいなく感じますが、肌トラブルを起こしたときの医療費や薬代のほうがもったいないです。同様に冷却シートや冷却スプレーなどクール系のアイテムも、その年に使い切るのが原則。買いすぎるとムダになります。家にある保冷剤を大きさに合わせて、わきの下に入れる、手に握るなどすれば、身体全体が冷えて、クール系アイテムを買わなくても、けっこうやっていけますよ」
夏休みになるとレジャー費や外食費など、お出かけ費にもNG節約が発生しそう!?
「まさに、このご時世で本格的なレジャーに行けません、という人がやりがちなのが、近隣の大型ショッピングモールに行くこと。涼むだけのつもりがゲームセンターで遊んだり、フードコートで食べたり、ついでにいろいろ買い物したり、1万円、2万円なんて簡単に飛んでいきます。むやみにお金を使うところに近づかず、その分、しっかりレジャー費に回して、家族の思い出をつくってほしいですね。国営公園や工場見学などは日帰りでも十分に楽しめます。ただしバーベキューは注意。バーベキューだから安く済むと思いきや、場所によっては利用料が高くつくところがあります。やはり民間よりも公営のところを選ぶとよいでしょう」
電気代をはじめ、食費や日用品費、レジャー費など、正しく節約すれば、家計も変わってくるが、夏の節約に関しては優先順位を決めてほしい、と丸山さんは強調する。
「これだけ暑くなっているので、“身体を守ること”優先で考えましょう。まずエアコン代は最重要。それから栄養のある食べ物代や飲み物代も大事です。メリハリをつけて出すところはちゃんと出します。そのうえで涼しい洋服で過ごすクールビズ、一つの部屋で家族が過ごして、家電を共有するクールシェアといった工夫も取り入れましょう」
夏休みに向けて、どんな節約ができるか家族で話し合ってみて!
2027年問題って何?
経済産業省の「トップランナー制度」に基づき、2027年度から家庭用エアコンの省エネ基準が大幅に引き上げられることに。メーカーはこの基準をクリアするために、高効率な機器を搭載し、結果的に価格が底上げされて、消費者の負担増になる見込み。機能と値段のバランスのとれたモデルを狙うなら、2026年度中の購入がおすすめ。また2027年末までに一般照明用蛍光灯についても製造、輸出入が完全に禁止される。
取材・文/池田純子


















