依然として佐々木のポスティングも認めない雰囲気のソフトバンクだが、彼が堂々とMLBでプレーできる大逆転の展開もあり得る。2015年にパ・リーグ優勝、日本シリーズ優勝を決めたシーズンオフ。
「メジャーの球団をソフトバンクグループが持って、日本と選手の交流をしたりできれば夢がある」
後藤芳光球団社長(63)が掲げた、NPBとMLBの2大リーグでチームを持つという、ソフトバンクの将来的なメジャーリーグ参入構想の「夢」。当時は「メジャー球団を買収するとなると、いくつものハードルがある」と語っていた社長だが、あれから10年が経過している。
アメリカビジネス界でも存在感
スポーツビジネスに詳しい野球ライターは「夢が潰えているわけではありません」と、ソフトバンクの“本気度”を推察する。
「2024年末と2025年初頭には、グループ会長の孫正義氏(68)がドナルド・トランプ大統領(80)と会談。ビジネスを通じて親交を深め、パイプもより太くしています。7月2日には米国でネオクラウド事業を展開する新会社も設立し、アメリカのビジネス界でも存在感を高めています。
また“世界のホームラン王”こと王貞治球団会長(86)の存在も大きく、MLB球団買収の際には各オーナーやファンの反発を抑える要因にもなりえます。それこそあと数年、佐々木選手がホークスの中心選手としてプレーする頃には、ソフトバンクが親会社のMLB球団への移籍も夢ではないのでは?」
いずれソフトバンクに入団することが、MLB挑戦の近道になる時代が来るのかもしれない。


















