2025年11月の「長嶋茂雄さんお別れの会」に参加した江川卓氏
2025年11月の「長嶋茂雄さんお別れの会」に参加した江川卓氏
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 こうした議論が交わされる中、江川氏が動画内で「16球団構想」について言及。王氏と「考え方は同じ」だと賛同したうえで、独自の発想で斬り込んだ。

「江川氏は、各県を代表して戦う『高校野球』を日本が持っている“宝”だと捉えており、プロ野球も地域を代表するチームが戦うのが理想とのこと。そのベースを作るためにも、高校野球では『9人中5人は地元の選手にするべき』との持論を展開しています。

 また、親会社のあり方についても、かつて球界を支えた鉄道や新聞、映画会社の時代から完全に変わったとしたうえで、現代の成長産業である『アニメ』や『AI』といった時代に即した企業の参入に期待を寄せていました。ロボットが監督のチームなど、未来を見据えた柔軟な考え方を持っているのが印象的でしたね」(週刊誌記者)

引退間近の選手だけが在籍するチーム

 また、江川氏はこれら16球団構想の枠組みとは別個のアイデアとして、「40、50歳の引退間近の選手だけが在籍する万年最下位のチーム」の創設を提言している。

「これは90代のラグビー選手を見たことで着想を得たそうで、『ずっと最下位の8位で、たまに勝って7位になるだけで大盛り上がりとなる』『高齢化社会における新たな希望の星となる』と語っています。ベテラン限定チームという提案は一見奇抜に聞こえますが、六大学野球でも東大は勝っただけで話題になりますし、興行としてのプロ野球に新しい価値観をもたらすユニークな視点ですね」(前同)

 まずはクリアすべき課題やメリット・デメリットを一つずつ整理し、今後のプロ野球をどう発展させるか具体的な検討が焦点となりそうだ。