「皆様は日々、心をこめて馬に接し、馬と気持ちを通い合わせてさまざまな練習に励み、多くの課題を乗り越えてこられたことでしょう。この後、初めて出会った馬とともに競技に臨む際にも、これまでの経験が皆様を支えてくれると思います。皆様が馬と一体となって、積み重ねてきた努力の成果を存分に発揮できるよう応援しています」
馬術競技大会開会式に出席した佳子さま
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは7月24日、静岡県御殿場市の市馬術・スポーツセンターで開催された「第60回全日本高等学校馬術競技大会」の開会式に出席した。
開会式では、出場する36チームの選手たちを前に、冒頭のおことばを述べた。報道によればこの後、佳子さまは、大会関係者から説明を受けながら馬術競技を観戦し、「動物と競技をするというのは難しく、奥が深いのですね」などと感想を述べたという。
「今年の大会テーマは『輝く稲穂に廻らす想い おがれ若人 美の国秋田に今集え』であります。参加される皆様が、日頃培ってこられた創造性を発揮し、黄金色に輝く稲穂のごとく、多様な才能を実らせ、飛躍していかれることを期待いたします」
秋篠宮ご夫妻は7月26日、秋田市のあきた芸術劇場ミルハスで行われた「第50回全国高等学校総合文化祭 あきた総文2026」の総合開会式に出席した。この大会は、「文化部のインターハイ」とも呼ばれ、1977年から、全国の都道府県が持ち回りで開いている。
今年は第50回という節目の大会となり、8月1日までの期間中、演劇や書道、茶道、華道など計22部門に約2万人の高校生が参加した。
秋篠宮さまは、総合開会式で前述したように挨拶し、高校生たちを激励していた。
翌27日、秋篠宮ご夫妻は秋田市の県立美術館を訪れ、写真部門の優秀作品を鑑賞。その後、同市内の体育館で、書道部門の作品を熱心に見て回った。
「私も80を越え、体力の面などからさまざまな制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分のあり方や務めにつき、思いを致すようになりました。
(中略)次第に進む身体の衰えを考慮するとき、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」
2016年8月8日、上皇さま(当時は天皇陛下)は、「社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのようなあり方が望ましいか」についての考えを、前述したように、国民に向けたビデオメッセージという形で発表した。
いわゆる「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」として世に知られているが、当時、佳子さまは21歳で大学生だった。
























