反対に男性は、乗車列への割り込み、自由席の場所取り、駆け込み乗車の回答がいずれも女性を上回った。車内の居心地を乱す行為に敏感な女性と、乗り込む前後の抜け駆けを嫌う男性。

 年代別では、10〜20代で「車掌や車内販売員への横柄な態度」を挙げた人が14%と、60代以上の5倍超。

「子どもが騒いでいても親が注意しなかった」ケースも

「撮り鉄が黄色い線内から退かずに発車できなくて数分遅れた。すでに遅延していた上でのこと。車掌さんが対応してたけど、何やら撮り鉄は文句を言っていた。なんでそんな態度が取れるのか」(19歳・女性)

 またトイレの長時間占拠も10〜20代は17.3%と、他世代との比較で高い。

「洗面台でスマホを充電するためにスペースを独占。おかしい」(27歳・女性)

 若い世代ほど乗務員への振る舞いや共用スペースの使い方に目を光らせている傾向がみられた。

新幹線を利用する幼児(写真はイメージです) 撮影/編集部
新幹線を利用する幼児(写真はイメージです) 撮影/編集部
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 今回は、最も嫌だった行為について、「そのとき自分はどうしたか?」もあわせて聞いた。自分で車掌に伝えたという人は少なく、“我慢した”という声が大多数だった。我慢の理由はさまざま。

「子どもが座席の上に立ち上がって跳びはねたり、通路を走り回ったり、大声を上げて騒いでいるのに、親がまったく注意しなかった。父親が元ヤンのようなゴツい風貌だったので私も周りの人も誰も何も言えずだった」(50歳・女性)

「並んでいるのに割り込み乗車されたが特に注意はせず我慢した。こんな行為をする人はいずれバチが当たると思って耐える」(71歳・男性)

 勇気を出して声を上げても、報われるとは限らない。

「子どもが騒いでいても親が注意しなかった。自分が注意したら、逆ギレされて、とても嫌な気持ちだった」(34歳・男性)

「自分の指定席に座っていた人がいたので声をかけたら、こちら側が悪いみたいな言われ方で怒られた。意味不明」(45歳・男性)

 近年はインバウンドも多く、外国人乗客への声も。

「肘掛けを独占するだけでなく、こちらの座席まで肘が伸びてきて座席が狭くなってきたので注意したら、その中国人の方は空席になっていた私の後ろの座席に移動。そして私の座席を蹴るようになった。乗務員に連絡したら蹴る行為はなくなったが、反省することもなく元の座席に戻り、肘を今まで以上に伸ばしてきた。どうしようもなく嫌な思いをし続けるしかなかった」(62歳・男性)