■買い取られた商品は海外へ輸出されることも

 中古買い取りで気になるのは、「買い取った商品って、どうなっているの?」という素朴なギモン。

「プロによりメンテナンスされて、日本国内で再び流通することも。プロ同士の古物商オークションで取引されることもあります。国内で買い手がつかないものは、海外へ輸出されます。日本で使われていたものは、状態がよく、“ユーズドインジャパン”と好評です」(瀬川さん)

■プロフィールを読みまめに返信する

「フリマアプリは写真点数も決まっていて、操作も楽チン。ツイッターやフェイスブックをしている人なら、やらないとソンですよ」(川崎さん)

 ただ、いきなりモノを売るのが不安という人は、気に入ったモノを買ってみて流れをつかむといいそう。

「トラブルを避けるためには、プロフィールをよく読み、きちんと返信すること」

 これだけで、大半のトラブルは避けられるという。高く売るコツは季節ものをセットで、なるべくよい状態で出品すること。

「フリマの取引は心理戦。相手の気持ちを考えることが大切です」(川崎さん)

■ネットオークションとの違いは?

 売り手が価格を決定でき、売り上げが運営会社から振り込まれるフリマアプリに対し、ネットオークションは買い手が競争するため、売上金額が想像を超えることも。オークションは個人間の決済方法もある。

■トラブルを避けるには?

 やりとりに際しては、きちんとプロフィールを読み、ていねいな言葉遣いで、スピーディーに対応すれば、ほぼ問題ナシ。運営会社もどのようなやりとりが行われているかを必要に応じて確認している。

■代金はきちんと支払われる?

 売り上げは運営会社から振り込まれるので、購入者への入金催促や確認などの不安は無用。ただし、所定の振込手数料がかかるほか、申請から入金まで時間がかかるので、その点は留意したい。

■住所などの個人情報は大丈夫?

 運営会社と運送会社が協力し、売る側/買う側の住所を隠しての発送が可能なので、住所などの個人情報が漏れる心配はない。ただ、商品を撮影する際には情報漏洩がないかどうか注意して。