出会いの数が多くてもデメリットはある (写真はイメージです)
出会いの数が多くてもデメリットはある (写真はイメージです)
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 それにしても時代は変わった。明治、大正、昭和初期のように親が決めた相手と結婚したり、写真などを交換すれば、それで結婚が決まっていたころとは違うのだ。

 婚活歴3年の宏美さん(仮名・39)は言う。

デートをしていても、ちょっと嫌なところが見えると、“ハイ、次!”って思っちゃうんですよね。だって、いくらでも会えるんだもの。

 だけど、こんなに出会っているのに、どうして結婚できないんだろうって。友達が普通にできた結婚が私にはできないのかと思うと、すごく落ち込むことがあります」

結婚できないのは美人のアラフォーばかり

 さまざまな婚活場所のなかでも、結婚できる確率が一番高いのが楽天オーネット、ツヴァイ、ノッツェなどの結婚情報センターや仲人型の結婚相談所だろう。

 活動費が年間20万〜50万円以上かかるところもあり、入会に際しては、独身証明書、住民票、卒業証明書、収入証明書(男性の場合)、資格や免許が必要な職業はその証明書の提出が義務づけられている。そこまでしての入会なので、婚活に向かう真剣度も高い。また担当者や仲人が婚活がうまくいくようにアドバイスもしてくれる。

 しかし、お見合いにおける最大の問題はマッチングの難しさだ。男女ともに求める年齢と条件が合致しない。

 これまで28回のお見合いをした早苗さん(仮名・39)は言う。

「これから子どもを産むことを考えたら、お相手はなるべく年の近い人か年下がよかったんですが……」

 入会し申し込みをかけてくる男性たちにガク然とした。

「年齢が40代後半から50代の人ばかり。たまに60代もいます。年が近い男性からお申し込みをいただいたときは年収400万とか。年下からのお申し込みだと年収が200万、300万台。年収の低い男性は結婚してからが不安で……」

 そうかといって、年収の高い50代とは結婚したくはないという。

「50代の男性と結婚したら、子どもが小学生のときに定年ですよね。大学まで行く教育費を考えたら50代はナシだなって。たとえ資産があったとしても、現役を数年後に引退しちゃう男性には魅力を感じないし」

 早苗さんのようなタイプは、おしゃれで仕事もバリバリやってきた美人が多い。そして、過去には同世代や年下の、いわゆるモテるタイプの男性たちと恋愛をしてきている。それをそのまま今の自分の結婚相手にスライドさせているのだが、その世代の男性たちは彼女らを結婚相手としては見ていない。