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右肩の痛みのため、5月13日から負傷者リスト入りしているロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希。現在は復帰に向けてリハビリを進めており、順調に回復しているようだ。また、リハビリと並行して筋力強化やフォームの修正も行なっているとのこと。
ロバーツ監督「言ってくれれば守れた」
ロバーツ監督は佐々木の状態について「マウンドに上がるのはまだ早い」としながらも、「平坦な場所での球速はかなり上がってきている」と、リハビリの成果を明かしている。ところが……。
「肩の調子は良くなっているようですが、佐々木投手が心配なのは“コミュニケーション能力”ではないでしょうか。彼が負傷者リスト入りした後の5月26日、ABEMAのインタビュー企画『おはようロバーツ』で、ロバーツ監督へ“以前から佐々木の肩の違和感を知っていたのか”という質問がありました。
それに対して監督は、“彼は数週間前から肩に違和感があると言っていたが、私はそのことを知らなかった。朗希のアリゾナでの登板後(5月9日におこなわれたダイヤモンドバックス戦後)に初めて知った”“なにか言ってくれれば良かったのにとも思う。そうすれば彼を守れたので”と語っていました」(スポーツメディア記者)
もっと早く、肩の違和感について監督に相談できていれば――。
過ぎたことを嘆いても仕方はないが、負傷者リスト入りした原因のひとつが佐々木のコミュニケーション問題だとすれば、今後も同じ過ちを犯しかねない。