
「赤と茶の組み合わせや、アニマル柄のアイテム、メンズライクなベルトなどを取り入れるとグッとこなれた印象に仕上がります」とスタイリストの大沢早苗さん。ファッションが楽しくなってくる季節、秋映えする着こなしのヒントにぜひ。
この秋は“小物使い”がカギ
涼しげな風を感じる日が増えて、秋のおしゃれ心がうずくタイミング。
「この秋注目のカラーは、赤と茶色。茶色といってもキャメルから濃いブラウンまで幅広いですが、自分に似合うトーンを選べばOK。赤も同じで、自分の顔がくすまないものを選んで。1着買い足すだけで旬の装いに近づきます」
と自身も週女世代のスタイリスト、大沢早苗さん。
「ほかにも、トップスやボトム、ストールを同系色でそろえる“ワントーンコーデ”もこの秋注目の着こなしです。茶系のグラデーションでまとめると今っぽく見えますね」(大沢さん、以下同)
アラフィフからの大人世代におすすめするのは、小物で遊ぶコーディネート。
「ベルトやストール、アニマル柄の小物などを1点投入するだけで今年らしい装いに。小物を味方にするとお財布にやさしくおしゃれを楽しめるのもいいですね」
この秋の着回しに悩んだら、まずは手持ちのベーシックな服を見直して“小物でちょい足し”するのがちょうどいい。実際に今回は、大沢さん自身がモデルとなり私物のアイテムで着こなしを紹介。トレンドを押さえた落ち着きのあるファッション、参考にしてみて。
TREND1「赤と茶が主役!秋の最旬カラー」
赤と茶は相性バツグンなので、同時に取り入れれば秋らしさを一気に演出できます。1点ずつなら、赤はトップスや顔まわりに持ってくると視線が上に集まりスタイルアップに。ニットやストールなどで取り入れて。
茶色は秋冬ニットの定番カラーだからこそ、あえてボトムに使うと洗練された印象になり、大人世代にも映えます。

おしゃれコーデPOINT:秋の着回しにお役立ちな「ベーシックアイテム」
「ブルーシャツや白ブラウスなど定番トップスがある人は、茶色のニットを買い足したり、ボトムに旬カラーの赤を取り入れるだけでも秋っぽい雰囲気に。さらに、どんな色とも相性がいい黒や白のボトムが1点ずつあると、着回しのベースが整って、小物を足したときもきれいにまとまります」
