曲に合わせてサイリウムを持ったファンが身体を動かす“ヲタ芸”などは、モーニング娘。のファンによって生み出された。平成アイドル史は、彼女たちなくして語れないのだ。

アイドルは人生のスパイスのような存在

平成のアイドルの形を作ったともいえる「モーニング娘。」。平成12年には、メンバー主演の映画『ピンチランナー』も封切られた
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「卒業してようやく俯瞰できるようになりましたけど、それまでは無我夢中。今、改めて振り返ると、宝物のような体験をさせていただいたと思います。メンバーは、10代の私にとって家族よりも長く、濃い時間を過ごした仲間。戦友のような存在。

 ありがたいことに昨年は、OGとしてライブにゲスト出演もさせていただきました。月日がたっても関係性は変わらないんだなって、とてもうれしかった。20年前の自分に、“あなた、自分の置かれている状況に感謝しなさいよ”って声をかけたいくらい(笑)

 現在は、4人の子どもを育てる母親でもある市井。いずれは子どもたちもアイドルにハマるかもしれない!?

「便利な世の中になって、アイドルはどんどん進化している。子どもたちにとっては、ユーチューバーがアイドルであるように、スマホの中にいる人がアイドルになる時代。私たちのときとは全然違う! 

 でも、応援する、応援されるという人間的な関係性は変わらないし、そうあり続けてほしい。お互いがいい刺激を受ける人生のスパイスのような存在が、アイドルだと思うんですよね


いちい・さやか ◎'98年、つんく♂(シャ乱Q)がプロデュースするモーニング娘。に2期メンバーとして加入。'00年モーニング娘。を卒業、'02年からはソロとして活動。現在は4児のママとして育児をする傍ら、多方面で活躍中。