メンヘラ女“7つの条件”

 私が考える、女性版メンヘラの7つの条件を以下に記します。

(1)なんだかんだ言って、仕事をこなせる

 メンヘラ女は「病んでる」とか「うつだ」というわりに会社には行けているし、与えられた仕事もこなせます。

(2)なんだかんだ言って、すぐにオトコができる

 メンヘラ女は彼氏に甘えたり寂しがったりするので、周囲は「そんなに彼のことが好きなのか」と思うことがありますが、あっさりパートナーチェンジします。相手への思いが強すぎておかしくなるというよりも、「自分がおもてなしされない」状態に我慢がならないのです。

(3)常に彼氏の愚痴を言っている

 世間話の一環として、パートナーの愚痴を言うことはありますが、メンヘラ女は親しくない人にも常にマジなトーンで彼氏の愚痴を言います。「そんなにイヤなら、別れたら」とメンタル正常な人は思うでしょうが、彼について思うところがあるというよりも、単に「私、かわいそう」と言いたいだけです。

(4)SNSが大好き

 メンヘラ女は「自分が好きすぎる」ゆえに注目を浴びたい、もしくは「相手の都合が考えられない」ので、いつでもどこでも発信できるSNSが大好きです。人より秀でていることはアピールせずにはいられないので急に自慢をしてみたかと思うと、自虐や病みツイートを連発したりします。メンタル正常な人は愚痴を言うにしても、愚痴用アカウントを作ったり、アカウントに鍵をかけるなどして「ヒトサマにお見せしない配慮」をします。が、メンヘラ女は自分の正当性を訴えるため、より多くの人に見られたいと願うようです。

(5)発想が被害妄想的かつ他罰的

 会社で先輩に「ここを直しておいてね」と言われたとします。これは単なる仕事上のやりとりなわけですが、メンヘラ女は「怒られた」「嫌われてる」と解釈をねじまげていきます。メンヘラ女は「自分は悪くない」と思っていますから、自分を傷つけた先輩は絶対に許しません。自分を甘やかしてくれる男性に「〇〇先輩は怖い」というふうに言いつけたり、「いじめ、パワハラ」と問題を拡大させたうえで、相手から謝罪を引き出すために「親戚の弁護士に相談した」と権力をちらつかせたりもします。

(6)なんだかんだ言って、体力がある

「彼からの連絡を待っていて眠れなかった」など、メンヘラ女は被害者的な立場でものを言うことが多いものですが、寝てないわりに元気(たぶん、寝てるんだと思います)。身体を壊して倒れたりもしません。

(7)外見がいい

 メンヘラ女はオトコが途切れないと書きましたが、その最大の理由は「ルックスがいい」からです。見た目のいい女性が寂しがったり、甘えてきたりするから男性は「助けてあげたい」と思うわけで、そうでない人が同じことをしてもスルーされて終わってしまうでしょう。

 メンヘラ女はもろくて壊れそうな存在だと考えられているかもしれませんが、上述した条件から考えてみると、実は、もんのすごく強くて丈夫な存在と言えるでしょう。

 さらにすごい点は、パラサイトできる人をきちんと見極められるところ。寄生されて怒る、依存されるのが嫌いな男性を相手には選ばないのです。「オトコを見る目がなくて、メンヘラになった」という言われ方をされることもありますが、実は彼女たちはものすごい選球眼を持っているのです。