事故調査委員会を題材にしたオリジナルドラマ『ミス・ジコチョー ―天才・天ノ教授の調査ファイル―』(NHK総合)。主演の松雪泰子扮する天才工学者のヒロインが「失敗学」から真相を突き止めていく。オリジナル作品ならではの制作秘話、見どころをプロデューサーに直撃!

今までに演じたことないタイプの役

 爆発、食中毒、火災などの事故を、第三者の目で調べる“事故調査委員会(事故調)”で活躍するヒロインを描いたミステリー・エンターテイメント。

 脚本は『陸王』『半沢直樹』の八津弘幸と『おっさんずラブ』の徳尾浩司らが担当するオリジナル作。

「八津さんが事故調査委員会を題材にしたミステリーをご提案くださったんです。そして、畑村洋太郎先生の“失敗学”に出会い、NHKならではの味わい深いメッセージを包んだエンターテイメントが作れると確信しました

 と、小林大児プロデューサー。失敗学とは、失敗の責任を追及するのではなく、直接の原因と、背景的・社会的な原因とを究明して知識化、再発防止に役立てる学問。

 天才工学者の天ノ真奈子は、失敗学の研究にも熱心で、事故調に好んで参加。天才だが、自分勝手なヒロインを演じる松雪泰子は、

今までに演じたことのないタイプの役。思考のスピードが速くて周りを振り回してしまうキャラクターを構築するために、監督やバディ役の堀井新太君と一緒に作りあげています」