渋谷の街中に突如現れた、体験型エキシビジョン『X_VISION inspired by Ploom X』。ここでは、大迫力の映像と立体的な音響で、渋谷のど真ん中にいながら、自然の感性を味わうことができるという。いったい、どんな体験ができるのか? この夏・秋の注目スポットを、取材&レポート!

アートな世界に浸りながらテイスティング

『X_VISION inspired by Ploom X』が開催されているのは、渋谷センター街にあるVIVEL渋谷1〜2階。『Ploom X』は、この夏、JTから発売された次世代グローバルモデルの高温加熱型のたばこ用デバイスで、会場ではそれらの世界観を表現したアート展のほか、その場でテイスティングを楽しむことができる。

 注目すべきは1階のエキシビジョン。『Ploom X』が自然からインスピレーションを得て考案されたことにちなみ、自然界のアルゴリズムからアートを生成する“ジェネラティブアート”という手法を用いた、自然を五感で体感できるインスタレーション作品が展示されている。

 これらを手がけているのは、Perfumeの演出やリオ五輪閉会式のAR映像を担当するなど、国内外から注目を集めるアート集団「ライゾマティクス」から派生した「フロウプラトウ」。今回公開される、彼ら待望の新作にも注目だ。

 早速、黒いカーテンをくぐり抜けて中へ。するとそこに広がっていたのは、まさに異空間!

『X_VISION inspired by Ploom X』Nature Breathエリア。右側がモーションウォール
『X_VISION inspired by Ploom X』Nature Breathエリア。右側がモーションウォール

 まず、1階の入り口を入ってすぐの<Nature Breath>エリアでは、映像と呼応しながら動く壁面インスタレーション作品がお出迎え。

 ジェネラティブアートが投影された“モーションウォール”は、映像と融合しながら、まるで呼吸するかのようにゆらゆらと動く。

『Ploom X』のトライアルエリアも併設されているため、世界観に浸りながら自分に合ったものを選ぶことができる。

 さらに奥へ進むと、今度は<Primitive Sense>エリアへ。こちらは箱型の空間で、3面の壁にダイナミックに映し出された映像とサラウンド音響に包まれる“没入体感型”のインスタレーション作品となっている。

『X_VISION inspired by Ploom X』Primitive Senseエリア。映像パターンは5,040通り
『X_VISION inspired by Ploom X』Primitive Senseエリア。映像パターンは5,040通り

 その幻想的な空間で約5分間のテイスティング体験ができるのだが、選んだデバイスのカラーに加え、その日の天気や気温、気圧や湿度、風速の組み合わせや時間によって映し出される映像が変わり、そのパターンはなんと5,040通り。

 体験者やタイミングによって違う映像が楽しめるのも見どころの一つ。

 またこれらは喫煙者だけでなく、非喫煙者も楽しめるアート体験となっており、ちょっとした立ち寄りスポットにも最適だ。