親が生前に支払った見落としがちなお金

 一時払いや貯蓄型の終身生命保険など、故人が民間の生命保険に加入していた場合も、もらえるお金が発生することがある。それには親が生前、どんな保険に加入していたかを知っておかなければならない。

知らないと損する忘れがちな手続き(イラスト/伊藤和人)
【画像】親の死後、知らないと損する“忘れがち”な手続き4つ

「毎月払いであれば、通帳などを見て親がどんな保険会社と契約しているかがわかりますが、一時払いなどですでに支払いを済ませていると、親が亡くなったあと、契約状況がわからないことがあります。そんなときは生命保険協会の『生命保険契約照会制度』を使って、加入状況を調べるといいでしょう」

 利用料は照会1件あたり3千円(税込み)だという。保険会社の保険金の受け取りの時効は3年。せっかく親が加入した保険をもらいそびれないようにしたい。

 そのほかにも見つけにくいお金がある。例えば、脱退時に全額返還される団体や医療機関などへの出資金、親が生前に支払い済みの葬儀代やお墓をつくるための費用などだ。

 また、すでに掛け金を払い終えている互助会なども忘れがち。親が互助会会員の場合、指定されている斎場で葬儀を行えば葬儀費用が割安になるので、心当たりがあれば互助会に問い合わせてみよう。