すぐに実践したい5か条の生活習慣

 では、がんに“克つ”生活とは、どんなものなのか。

「自然治癒力の源となるのは睡眠と食事、笑いの3つ。良質な睡眠ほどがん細胞の除去に有用なことはありません。6~8時間は睡眠を。食事は野菜を中心とした『がんが嫌う食べ物』を積極的にとることをおすすめしています」

 ただし、余分なカロリーががんのエサになるので食べすぎは厳禁。

「断食で内臓を休ませると免疫力が上がるので、自宅では週に1回、『1日断食』をしてみては(下記参照)」

1日断食のやり方

 内臓を休ませると免疫力が上がるので、食べないことは非常に有効な健康法。1週間に1回、断食で、よくない腸内環境もリセットしよう。食べ物をたくさん食べると、活性酸素が大量に増えて、余計な活性酸素ががんや老化の原因になる。

やり方
 前日の夕食に梅干しを入れたおかゆを軽く食べたら、翌日の朝食、昼食は食べず、水分だけを補給する。夕食もおかゆを。おかゆにはおすましを足してもOK。

梅干し入りのおかゆ(※画像はイメージです)
梅干し入りのおかゆ(※画像はイメージです)
【画像】5か条の生活習慣を習慣化させて小さくなったがん(CT腹部)

 がん患者は3Gの人が多く、笑いが足りないと話す。

「笑うことで免疫力が高まります。口角を上げるだけでも効果がありますよ」

 さらに運動と身体を温めることは、がんを消すためのアクセル(加速装置)のような働きをする。

「運動によって体内に酸素が増えるとリンパ球が元気になります。反対に運動が足りないと“がんが好む環境”をつくり出してしまうので要注意です。また、がん患者さんは低体温の人が多い。体温が1度上がると、リンパ球の活性が40%上がるといわれているので、身体を温めたり、冷やさない習慣も心がけましょう」

 船戸先生も実践している5か条の生活習慣については次のページで詳しくご紹介する。