エコ生活の知恵 その(2)
作り方もカンタン!
ドクダミで虫よけスプレー
家の裏庭や道端などでよく見かけるドクダミ。独特なにおいに虫よけ効果があり、手軽に虫よけスプレーを作れる。
【作り方】
(1)花と葉に分け、洗って水分を拭き取る。両方使ってもいいが花のほうが効果が高いといわれる。
(2)煮沸消毒したガラス容器に入れ、ホワイトリカーなど度数35度以上のアルコールを注ぐ。ふたをして日陰に置き、1か月ほど漬け込んだら完成。
水で2~3倍に薄め、アルコール対応のスプレーボトルに移し入れて使う。使用前に、必ずパッチテストを行うこと。また、虫よけだけでなく、虫に刺された後にかゆみを抑える効果もある。
飲み残しのビールで油汚れ掃除
栓を開けたものの、残してしまったビールは掃除に活用を。布やキッチンペーパーなどに飲み残しのビールを含ませてキッチンのコンロ周りを拭き取ると、油汚れなどがきれいに取れる。これはビールに含まれるアルコールとビタミンEに油汚れを分解する作用があるため。コンロ以外にも、フローリングや家具などについた皮脂汚れもワックスをかけたようにピカピカに。ただし、そのままにするとビールに含まれる糖質でベトベト感が残ってしまう。最後は水拭きするのを忘れずに。
油汚れ+においも紅茶の茶葉でスッキリ

紅茶はアルカリ性なので、油汚れのような酸性の汚れをキレイに落とす効果がある。紅茶を飲んだ後のティーバッグで(リーフティーの場合はだしパックなどに入れて)、油汚れがついたフライパンやキッチンのシンク、コンロ周りなどをこすると油汚れを落とせる。また、紅茶には消臭効果もあるため、魚焼きグリルなど、油汚れとともににおいが気になるところの掃除にも最適。
お茶がらをアロマ、入浴剤、消臭剤に活用
緑茶を飲んだ後のお茶がらにはさまざまな使い道が。お茶がらをキッチンペーパーなどの上にのせて乾燥させ、ネットやだしパックなどに包んで枕元に置けばリラックス効果のあるアロマに。また、湯船に入れれば入浴剤代わりにも。ただし、長時間入れたままにすると浴槽に茶渋がつく場合があるので注意して。
また、お茶には消臭効果があるため、消臭剤として使用することも可能。魚焼きグリルや冷蔵庫、靴箱など、においが強いところに置くとお茶がらがにおいを吸着し、いやなにおいがなくなる。