善玉血液をつくる生活習慣
善玉血液をつくる7つの習慣
1.1日2lの水を飲む 2.血液に悪いものを控える(砂糖、小麦粉、塩)
3.食物繊維を積極的にとる 4.食べすぎない
5.就寝2時間前に食べ終わる 6.ウォーキングや軽い筋トレなど運動をする
7.ぬるめのお湯で半身浴
適切な水分補給のタイミング
1.起床時 2.朝食時 3.仕事中など 4.昼食時 5.間食時 6.夕食時
7.入浴前後
※1日7~8杯 午前・午後に分けて1杯200mlを7~8回に分けてとるのが理想的
タバコやお酒、サウナは血管と相性最悪!
タバコは血管そのものを傷めるため、動脈硬化のリスクに。タバコを吸って、いいことはひとつもない。また、お酒も適量を超えると血管をボロボロにする。不整脈の一種である心房細動のリスクを高めて、心臓の中に血栓ができやすくなることも。サウナに入れば、血行促進やダイエット効果になると勘違いしている人が多いが、非常に危険。
80~100度のサウナに入ると発汗し、血圧は下がる。そこで急に水風呂に入ると、血圧が急上昇し、脱水症状が起こり、血栓ができやすくなる。若い人は耐えられても、中高年以上の人にとっては身体に悪いので控えめに。
心臓血管外科医・渡邊剛先生 ニューハート・ワタナベ国際病院院長。心臓血管外科医。医学博士。金沢大学医学部卒。東京医科大学心臓外科教授(金沢大学と兼任)などを経て、2014年にニューハート・ワタナベ国際病院を開院。2019年から6年連続で年間心臓ロボット手術の執刀数世界一。『世界一の心臓血管外科医が教える善玉血液のつくり方』(あさ出版)など著書多数
取材・文/池田純子