二人が出会い、愛した街・松江の「ばけばけ」スポット

小泉八雲旧居

 庭を眺めながら何を思う

 1891年にセツとともに移り住み、熊本に赴くまでの5か月を過ごした、松江藩士・根岸家の武家屋敷。八雲は三方の庭を眺められる座敷から植物、鳥や虫の声に耳を傾けるなど、至福の時間を過ごしたといわれる。

小泉八雲記念館

 セツの企画展を開催中!

小泉八雲記念館
小泉八雲記念館

 旧居の西隣に1934年に開館、2016年にリニューアルオープン。展示室では、八雲の生涯や事績などを紹介。ライブラリーやミュージアムショップも楽しめる。2026年9月まで妻セツの企画展を開催。

松江大橋

 八雲の心を打った下駄の音

松江大橋
松江大橋

 松江を南北に隔てる大橋川にかかる橋の中で、最も古い。難工事のあまり、源助という男が人身御供(ひとみごくう)にされた話は有名。中央の橋脚は「源助柱」と呼ばれる。大橋を渡る下駄の音がハーンの心に残ったようだ。

松江城

 国宝指定10年の名城

松江城
松江城

 市のシンボル・松江城は、全国に現存する12天守の一つで、2015年に国宝に指定。八雲は学生たちと天守閣に上り、夕日に照らされた宍道湖や湖面に浮かぶ嫁ケ島の優美さを称賛したという。

神魂(かもす)神社

 日本の神話世界を堪能

神魂(かもす)神社
神魂(かもす)神社

 出雲国造の祖、天穂日命(あめのほひのみこと)が降臨し、創建したと伝えられる。1346年の再建とされる現在最古の大社造の神社。ハーンが最も信頼を寄せた友人である、西田千太郎と人力車で訪れたとされる。