加賀(かか)の潜戸(くけど)

 亡き子どもの魂が集う場所

 日本海に面した、新旧2つの自然洞窟。荒波によってトンネル状になった「海食洞門」の美しさはもちろん、幼くして世を去った子どもたちが毎夜石を積みにくるといわれる「賽(さい)の河原」の伝承が、ハーンの心をとらえた。

宍道湖の夕日

 夢の中に差すような光

宍道湖の夕日
宍道湖の夕日

 雲間に差し込む宍道湖の夕日を「夢の中に差す光のように穏やかだ」と、八雲が表現するほど美しく、松江を訪れたら必ず見ておきたい風景。国道9号沿いの夕日鑑賞スポット「とるぱ」から嫁ケ島越しに見るのがベスト。

富田旅館跡

 八雲が最初に逗留した宿

富田旅館跡
富田旅館跡

 1890年8月に船で松江に到着後、逗留した宿。現在は「大橋館」が、その流れをくんでいる。松江大橋を渡る下駄の音や水面に映る霞(かす)んだ風景など、松江の一日目を著作「神々の国の首都」に、印象深く書き残している。

八重垣神社

 セツの占いも当たった!?

八重垣神社
八重垣神社

 縁結びの神様を祀(まつ)る。セツが娘時代に縁占いをしたところ、「遠くの人と結ばれる」と出たことで、占いが的中したといわれている。『ばけばけ』でも「鏡の池」で占いをするシーンが撮影された。