在日中国人のビジネスにも影響か
「元内閣官房参与で経済学者の高橋洋一氏は、16日にXで《中国が中国人の日本渡航自粛を言い出したのはラッキー》《オーバーツーリズム是正になるし、経営管理ビザ見直しや不動産規制もやり易くなる》《このまま来ないと不動産没収かもwww》と綴りました。昨今取り沙汰されているオーバーツーリズムや中国人の買い占めによる不動産価格の高騰など、さまざまな問題解決の糸口になるかも知れないということですね」(前出・中央紙政治部記者)
このままでは在日中国人のビジネスにも影響を及ぼす可能性も出てきそうだが、しかし中国側は一歩も引くつもりはないようだ。中国外交部報道官は22~23日におこなわれる南アフリカG20首脳会談の場で、李強首相が「日本の指導者と会う予定はない」と断言。歩み寄りの可能性はない旨を示唆している。
さらには中国の強硬姿勢は、なぜか沖縄にまで飛び火。まさかの中国国営メディア『チャイナ・デイリー』が「琉球(沖縄)は日本ではない」という沖縄の学者のインタビューを報じたのだ。
高市首相の発言及び中国の反応には日本国内からもさまざまな意見があるが、さすがにこの報道には「いいがかりにも程がある」「内政干渉してるのはどっちだよ。これこそ毅然と抗議するべき」「なんでこんなに堂々と、平然と嘘を吐けるんだ……」
などと呆れ声が上がっている。
台湾有事に関する発言に端を発した今回の日中問題。沖縄にまで波及した今、日本が望む「対話による平和的解決」の実現は可能なのかどうか……。











