仕事探しのポイント&おすすめの仕事
1.これまでの経験にとらわれすぎない
過去の職種にこだわると、仕事の選択肢を狭めてしまう。経験を活かすのも選択のひとつとしつつ、自由に考えることが大切。
2.「小さな仕事」に目を向ける
シニアになると、「出世・収入」よりも「貢献・健康」に仕事の重点が変わってくる。これに該当する「小さな仕事」に目を向けるべし。
3.好きなこと、得意なことを軸とする
好きなこと、得意なことを軸にすれば仕事が楽しくなる。人と関わるのが好きなら接客業、手先が器用なら製造業というように探してみる。
「どこで」仕事を探せばいいのか?
シニアの仕事先はハローワークで探すのが王道。自分が住む地域の会社の求人を見つけやすい。市区町村ごとに設置されているシルバー人材センターの会員になり、紹介を受ける方法もある。その他、民間の求人広告や知人の紹介、スマホアプリでスポットワークを探すなど手段はいろいろ。
シニアにおすすめの仕事10選
65歳以上・640万人のデータを分析した坂本さんが、シニア世代の女性が働きやすい仕事(職種)をピックアップ!
1.事務
「ストレスは高めだが、長く働ける環境があれば、高収入を維持しやすい」職種。一般・会計・営業事務をはじめ、受付や窓口、データ入力スタッフ、その他各種事務員などまで仕事内容は幅広い。男女比は39.5%:60.5%。
2.包装作業
女性の比率が高く、65歳以上の就業者のうち7割以上を占める。「労働時間は比較的短く、無理なく働ける」職種。製品包装作業員、シール貼り作業員、スーパーのバックヤード作業員などの仕事内容がある。男女比は23.9%:76.1%。
3.清掃員
身体を動かす仕事の代表格。「仕事量は多めだが、ストレスが少なく、短時間でも働ける」職種。ビル・建物清掃員、公園・道路などの清掃員、ハウスクリーニング職、廃棄物処理作業員などの仕事内容がある。男女比は31.5%:68.5%。
4.接客・給仕
女性の比率が高く、65歳以上の就業者のうち7割超を占める。「人とのコミュニケーションが好きで、職場の人間関係が良ければ楽しく働ける」職種。飲食店のホールスタッフ、ホテル・旅館のフロント、接客などの仕事内容がある。男女比は27.0%:73.0%。
5.調達
収入は低めだが働く時間を選びやすく、ストレスは少ない。一定の体力を必要とするため、料理が好きで楽しめるかがポイント。飲食店・宿泊施設の調理人・調理補助、給食調理人・調理補助などの仕事内容がある。男女比は33.1%:66.9%。
※坂本さん著書『定年後の仕事図鑑』より引用











