高岡神社【岡山県】
深山に鎮座する大火を逃れた女性の守り神
「その昔、社殿が火災に遭ったときに一人の女性が命を顧みずご神体をお守りしたという伝説が残り、そこから女性の守り神としていらっしゃる神社です。女性の願いを必ず1つ叶えてくれるとされ、遠方からも多く参拝に上がっています」
さらに神馬にも言い伝えが。
「先の大戦中に姿を消したのですが、終戦後にどこからともなく戻ってきたとされ、戦禍を逃げ切った馬だと尊崇されています」
27代目となる現在の宮司も女性。49歳で子宝に恵まれたという
住所:岡山県真庭市上中津井2999
TEL:0866-52-3659 HP:https://takaoka-jinja.com/
TEL:0866-52-3659 HP:https://takaoka-jinja.com/
絵馬っていつから?
古来、水の神様へ雨乞いに黒馬を、雨止めに白馬あるいは赤馬を奉納したのが絵馬の起源。
奈良時代に入ってからは生馬の代わりに「木馬や大きな板に馬の絵を描いたものを献上するようになりました。それがコンパクトになっていき、全国に広まったとされています」
※特集内の金額は、御初穂料です。
神社ソムリエ佐々木優太さん●神社ソムリエ、ミュージシャン。“現代の御師”を標榜し、全国の神社に残る神話やその土地の伝承などをさまざまなメディアで伝える活動を行う。
教えてくれたのは……神社ソムリエ 佐々木優太さん●神社ソムリエ、ミュージシャン。“現代の御師”を標榜し、全国の神社に残る神話やその土地の伝承などをさまざまなメディアで伝える活動を行う。ゲッターズ飯田氏との共著『幸せ舞い込む! あなたの開運神社』(朝日新聞出版)も。
取材・文/河端直子












