現代は常に情報が入ってきて、脳を休ませる暇がない。SNSによる絶え間ない刺激が脳に与える影響は大きいため、思い切ってスマホに触れない時間をつくり、情報から距離を置くことが必要だと話す。

スマホを断つだけで心が安らぐ人が多く、情報に追われ続けた結果、脳が限界を迎えている人が増えている印象を受けます。情報の洪水は脳の認知機能を消耗し、注意力の分散や集中力の低下、ストレス増大を招きます。

 情報を取捨選択するためにも、スマホに触れる時間を意図的に減らすことで心が安らぎます

疲れやすさは体質より“脳の使い方”

 脳の疲れは身体の疲れと違い、自分でも気づかないうちにため込んでしまいがち。そのまま脳の疲れを放置していると、「疲れが雪だるま式に増える」危険も。

「疲れを放置すると、自律神経の乱れ・心の不調・身体的疲労が複合的に悪化します。判断力の低下・感情の不安定化・睡眠障害が生じ、さらにストレスホルモンが高まり、記憶力や学習能力にも悪影響を及ぼす可能性があります」

 疲れの慢性化は、心身の不調を慢性化させ、生活の質の低下を招くことになる。そうなる前に、脳の疲れの改善を。

 ちなみに、脳が疲れやすいのはどんな人なのか。

「脳が疲れやすい人と疲れにくい人を分かつポイントは、脳を正しく使えているかどうか。脳の疲れの差は体質が原因となることは、さほどなく脳の使い方と生活習慣の複合によるもの。疲れにくい身体をつくるには、“脳の使い方・生活習慣”を改善することが重要です」

 菅原先生は、「脳回復の7つの習慣」を提案する。

活動と休息のメリハリをつけることが疲れにくさに直結します。さらに、運動は脳機能を高め、脳の疲れも回復させるアクティブレスト(積極的休息)として推奨されています。総じて、適切な栄養・運動・休息の組み合わせが“疲れない脳や身体”をつくるカギとなります

 疲れにくい生活習慣を手に入れて、新たな年を生き生きと過ごしてみてはいかが?

※写真はイメージです
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【写真】快眠のためにやるべき習慣