目次
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ー 正確な足のサイズがわかっていない!?
Page 2
ー パンプスを履いた日は「足を休める」のが鉄則
Page 3
ー 自分に合った靴の選び方チャート【スニーカーの場合】

「足にぴったりの靴を自分で選ぶのは、ほぼ無理。一人でがんばりすぎないことです」

 そんな衝撃的なコメントをくれたのは、靴選びのアドバイザー、佐藤靖青さん。では、どうしたらいいのか?

正確な足のサイズがわかっていない!?

デパートや靴専門店にはシューフィッターという、靴選びのアドバイザーがいるはず。その人に足のサイズ、形を見てもらって、靴を選ぶのがいちばん適切です」(佐藤さん、以下同)

 これまで2万人以上の足を見てきた佐藤さん。大半の人が、自分の足の正確なサイズを把握していないという。

「そもそもセンチ表記が同じでも、メーカーによって靴のサイズは違っています。例えば、自分の足は25センチだと思っていても、それは特定のメーカーに限ってのことなのです。

 また、足の幅も同じ。足幅を表す単位はA・B・C・D・E・2E・3E・4Eとありますが、シニア世代の人の多くは3E、4Eの足幅広めのサイズを自己申告してきます。ところが、実際に足を測定すると、細めのCや普通幅のDの人が多かったりする。本当の足のサイズを知らない方が多いのです

 正確な足のサイズがわかっていなければ、ぴったりの靴を選ぶのは確かに不可能だ。

「シューフィッターがいないお店もあるので、あらかじめ電話で確認しておくといいでしょう。ほとんどのお店は無料ですが、有料の場合もあるので、要チェックですね。

 シューフィッターがいなくても、専門店であればAIを搭載した3D計測器が置いてあったりします。そのデータをもとに、スタッフに靴を選んでもらうといいでしょう」

パンプスは「歩く」ためではなく「見せる」ため

 靴にはいろいろな種類があるが、それぞれ選び方は違ってくるのだろうか。

「パンプスは歩くための靴ではないので、長く歩いたら痛くなるのは当たり前です」

 と、またまた衝撃的なコメント。

「ハイヒールはもちろん、かかとが低くくても、パンプスは足への負担が大きい靴なのです。元来、歩くためのものではなく、見せるための靴。無理して履いていると、外反母趾(ぼし)になったり、巻き爪の要因になります」

 そのため、佐藤さんは「歩くときはスニーカー、仕事や結婚式など必要な場ではパンプス」と、使い分けることをおすすめしている。

「もう1足携帯するのは荷物になりますが、足の健康を考えたら、それほど手間ではないはずです」

 どうしてもパンプスで長く歩かなくてはいけないときは、ストラップ(ベルト)の付いたパンプスがいいという。

「パンプスは、足が靴の中ですべりやすい構造をしています。それを防ごうと靴の中で足指が踏ん張ってしまうと、足の健康が損なわれてしまいます。ストラップがあれば“すべり”を防げるので、歩きやすくなります」

 気に入ったパンプスに、ストラップがない場合もあるだろう。そんなときは、パンプスバンドを使うのも手だ。透明な輪ゴムのようなベルトを靴に巻きつけ、足のすべりを抑えるものだ。