パンプスを履いた日は「足を休める」のが鉄則

「パンプスで歩き回った翌日はスニーカーを履くなど、足を休めることが重要。毎日、パンプスを履く必要がある人は、家でリカバリーサンダルを履いて足の疲労を回復してほしいです」

知っておきたい「靴選びの大原則」
知っておきたい「靴選びの大原則」
【写真】靴選びの大原則「パンプスは“見せる”ため」

 リカバリーサンダルとは、足裏のアーチ(土踏まず)をサポートして、足の形を整えるスリッパ。

 いろいろなメーカーから発売されているが、佐藤さんはフランスのシダス社のリカバリーサンダル「ウチッパ」を推奨している。

 足を休めることをしないで無理を続けていると、足が変形するだけでなく、姿勢や歩き方にも悪影響を及ぼし、ひざ痛や腰痛の原因にもなる。

「最近、日本航空が客室乗務員や空港スタッフに対して、スニーカーの着用を認めたそうです。大手企業も、社員の足の健康を気にするようになったということですね」

スニーカーの正しい選び方、履き方

 続けて、スニーカーを選ぶときのポイントを聞いてみた。

「自分の足に合っているかどうかをチェックするには、中のインソールを取り出して確認しないといけません。足幅がインソールにぴったりと収まって、つま先とインソールの先端のアキが1~1.5センチあればOKです」

 履き方にも、次のような注意点があるようだ。

(1)靴ひもを緩めてから、履いたり脱いだりする。
(2)靴ひもをしっかりと結んでから歩く。ひもが緩んでいると、足が固定されず、靴ずれや足の変形などの原因になる。

 履くたびに靴ひもを結ぶのが面倒という人は、かかとが靴べら状になって履きやすい靴なども最近では売られているとのこと。ただやはり、足が疲れないようにするには、ひも付きスニーカーがベストのようだ。

「高齢者の中には、玄関で靴を脱いだり履いたりするときに転んで、骨折する人もいます。足先が靴の奥まで入っていないのに歩き出してしまったり、きつい靴を無理に脱いだりしてしまうのが原因です」

 自分の足に合った靴を履いていると、姿勢もよくなり、歩き方もしっかりしてくる。靴を選ぶときは、シューフィッターに必ず声をかけたいものだ。