食生活について、目の健康には抗酸化作用のある食材が有効なのだとか。

「ビタミンCやビタミンE、ルテイン、ゼアキサンチンなどの成分は、目の老化を防ぐ働きがあります。これらは緑黄色野菜や果物、ナッツ類に多く含まれています。特にほうれん草、ブロッコリー、ケール、卵黄などは、ルテインやゼアキサンチンが豊富です」

 習慣的にお茶を飲むのもおすすめ。緑茶には強い抗酸化作用があり、目の細胞を守る働きが期待できるそう。

「お茶のカテキンには血流を改善する効果もあるため、目の疲労回復にも役立ちます。お茶を飲むときに、目の健康を意識すれば、なおいいでしょう」

緑茶は抗酸化作用があり目によい効果が ※写真はイメージです
緑茶は抗酸化作用があり目によい効果が ※写真はイメージです
【写真】「病気を見逃すことも」“100均メガネ”で起こりうるリスク

「老眼しぐさ」に気づいたら

 老眼かなと思ったら、まずは眼科を受診する。これが何よりも重要だと平松先生。

「もし『見え方』がちょっとでも変わったら、眼科を受診し、その結果を受け入れ、適切な対応をとることです。

 すでに眼鏡を使っている人で、近くを見るとき、無意識に眼鏡を上げる『おでこメガネ』、無意識に眼鏡を下げる『鼻メガネ』、見やすい距離に無意識に『手にした物を動かす』──。このようなしぐさが現れたら、要注意です」

 自分に合わせて作った老眼鏡は、目の負担を最小限に抑え、快適な視界を提供してくれる。

初期費用はかかりますが、目の健康と生活の質を考えれば、決して高い買い物ではありません。老眼は年齢とともに進行するため、数年ごとに度数を見直す必要があります。『見えにくくなってきたな』と感じたら、我慢せず眼科で相談してください

 目は一生使う器官。日々のケアと定期的な検査を心がけたい。

“100均老眼鏡”で起こりうること
□合っていない度数で目が疲れる
□頭痛・肩こりが続く
□左右の視力差・乱視に気づかない
□緑内障などの病気を見逃すことも

平松類先生●医学博士。二本松眼科病院副院長。昭和大学医学部卒業、昭和大学東病院助教、三友堂病院眼科科長、彩の国東大宮メディカルセンター眼科科長を経て二本松眼科病院勤務。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディアにも多数出演。
平松類先生●医学博士。二本松眼科病院副院長。昭和大学医学部卒業、昭和大学東病院助教、三友堂病院眼科科長、彩の国東大宮メディカルセンター眼科科長を経て二本松眼科病院勤務。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディアにも多数出演。

お話を伺ったのは……平松 類先生●医学博士。二本松眼科病院副院長。昭和大学医学部卒業、昭和大学東病院助教、三友堂病院眼科科長、彩の国東大宮メディカルセンター眼科科長を経て二本松眼科病院勤務。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディアにも多数出演。著書に『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ ワイドハンディ版 横とじだから見やすい!』(SBクリエイティブ)

平松先生の著書『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイワイドハンディ版横とじだから見やすい!』(SBクリエイティブ)※画像をクリックするとAmazonの商品ページにジャンプします。