目次
Page 1
ー 毎日作っても飽きない家庭料理を目指して
Page 2
ー 魚の煮つけ
Page 3
ー 鶏の水炊き
Page 4
ー ふわとろオムライス

 フランス料理の巨匠・三國清三シェフが提案するのは、特別な食材も、難しい下準備もいらない“新しい家庭料理”。いつものスーパーで手に入る食材に、フレンチの技法を少し加えるだけで、長年作り続けて少し飽きてしまった定番おかずが、おいしい一皿に生まれ変わります!

「毎日のごはん」が、もう一度楽しみになる─そんなヒントが詰まった料理の数々をお届け。

毎日作っても飽きない家庭料理を目指して

 日本を代表するフランス料理のシェフ三國清三さんが、家庭料理をブラッシュアップ。

「基本的に少ない工程で、味が決まるように工夫しました。確実においしく調理するためにはルールを守ることも大切。ぜひご紹介したレシピを“わが家”の味に育ててみてくださいね」

豚のしょうが焼き

 薄切り肉をくるくる巻くのがミクニ流。肉の脂でこんがり強火で焼くことで、うまみを引き出して。口に入れると、しょうがの風味がじゅわっと広がります。

豚のしょうが焼き
豚のしょうが焼き

材料/2人分
・豚肩薄切り肉……150g
・米酢(穀物酢でも可)……大さじ1
・片栗粉……大さじ1/2
・おろししょうが……大さじ2
A[日本酒、てんさい糖(砂糖でも可)、しょうゆ……各大さじ1]
・キャベツ(せん切り)……適量

[作り方]
(1)豚肉は広げて片面に、はけで米酢を塗り、茶こしで片栗粉を薄く振る。スプーンでおろししょうがを塗り広げ、端からくるくると巻く。
(2)フライパンを強火で熱し、(1)の巻き終わりを下にして並べる。焼き色がついたら返し、こんがりと焼く。混ぜ合わせたAを回し入れて焼き絡め、火が通ったら器に盛る。フライパンに水大さじ1(分量外)を加えて中火にかけ、汁を煮溶かして肉にかける。器にはキャベツを添える。

ミクニ流「家庭料理の心得」
・最初はレシピどおりに作るべし。2回目からは家庭の味に調整を
・食材は身近なものでOK。ただ、旬食材は積極的に買おう
・“いいかげん”には作らない。火加減や調理時間は守って
・盛りつけは高さを意識する。立体的に“映え”て引き立つ
・塩加減に迷ったら控えめに。3回を上限に味を決めよう
・冷凍野菜も活用すべし。冷凍だからこそのおいしさも