『紅白歌合戦』でもヒット曲共演

─翌1982年の『紅白』には2人とも出演されて。

「西田さんが『もしもピアノが弾けたなら』で、俺も『心の色』って歌で。2012年の紅白では、東日本大震災チャリティーソングの『花は咲く』を一緒に歌いました」

─やっぱり大河ドラマって、お母さまやご家族が喜ばれるものですか?

「そうなんですよ。やっぱり歌手なら紅白、役者なら大河みたいなね。出演すると家族が本当に喜んでくれますね」

歴代「秀長」は個性派ぞろい

『おんな太閤記』の中村雅俊以降、大河ドラマでは秀吉のそばに秀長あり! が定番に。竹中直人主演の『秀吉』では高嶋政伸が秀長を演じ、兄とは父親が違うという説にもとづき、家族間の葛藤も丁寧に描かれた。

『江〜姫たちの戦国〜』の袴田吉彦は、いかにも欲望に忠実な秀吉(岸谷五朗)に比べて実直な印象。『どうする家康』の佐藤隆太も冷静沈着に秀吉(ムロツヨシ)を補佐するが、あご髭をたくわえた野性味も。

 いずれも個性あふれる実力派だが、『豊臣兄弟!』の仲野太賀・池松壮亮までは、あまり兄と似ていないのが面白い。

【information】2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』に中村雅俊の出演が決定。主人公・小栗忠順(松坂桃李)の恩師で儒学者の安積艮斎を演じる

取材・文/川合文哉