巨人OBの広岡達朗氏と孫の元宝塚・麻央侑希(麻央の公式Xより)
巨人OBの広岡達朗氏と孫の元宝塚・麻央侑希(麻央の公式Xより)
【写真】重鎮として発言力が衰えない廣岡達朗氏と、孫の元“宝塚女優”

 しかし、ファンを仰天させたのは、その“スピリチュアル”な再生法だった。

広岡氏が重視しているのは、指先から『気』が出ているかどうか。その例として、長嶋茂雄氏が現役時代に三塁から一塁へ送球する際、指先をヒラヒラとさせていた動きには気が込められていたと主張しています。さらに、重心の安定を図るために片足を上げた状態で立ち、踵を上げて下ろすという合氣道の動作を推奨。

 これを繰り返すことで足先まで気が通り、後ろから押されても微動だにしない軸が作れるという考え方です。ただ、これまでの科学的なデータやフォーム修正のアプローチとは大きく異なる独特な世界観ですし、さすがに“広岡道場”の門を叩くのはハードルが高いかもしれませんね」(同前)

斎藤雅樹もサイドスローに転向して成功

 ネット上でも広岡コラムに対して、《長嶋氏のヒラヒラはただの魅せる動きだが、戸郷に覇気がないのは確か》《気とは生命エネルギー。今の戸郷の不甲斐なさはそれが枯渇しているせい》《廣岡氏がそれほど自信満々なら、是非引き取って復活させてほしい》《菅野らを再生させた久保コーチがいるのだから廣岡氏の助言は不要》《調子の良い堀田や赤星を押しのけてまで戸郷を先発させるのは疑問》などさまざまな声が上がっている。

「かつての大エース・斎藤雅樹もオーバースローからサイドスローに転向して、輝かしい実績を作っていますから、確かに『アリ』だとは思います。しかし、現在26歳の戸郷が菅野モデルから横投げに再度フォームを改造し直すだけの猶予があるかどうか。夏場の優勝争いに向けて、元エースの完全復活はチームに必要不可欠なピースですが、結果が伴わなければ二軍再調整という厳しい決断も迫られるでしょう」(前出のスポーツ紙デスク)

 コーチ陣を信じて修正を貫くのか、荒療治に踏み切るのか、次回登板の内容は首脳陣やファンの“見極め”の場となりそうだ。