横浜DeNAベイスターズと契約合意間近ともされるオスバルド・ビド投手(公式インスタグラムより)
横浜DeNAベイスターズと契約合意間近ともされるオスバルド・ビド投手(公式インスタグラムより)
【写真】まるで人気ラッパー、ドレッドロングヘアがトレードマークだったビド投手

 2025年シーズン途中の7月にDeNAに加入し、6試合に登板して1勝0敗。シーズンオフに推定年俸8000万円で契約更改した藤浪晋太郎投手(32)。2026年は開幕からローテーション入りの期待がかかるも、オープン戦で結果が出せず、さらに右手中指を裂傷するアクシデントも影響してか二軍暮らしを続けている。

「オープン戦2試合で計5回3分の2を投げて5失点、与えた四死球は7つ。復帰登板を果たした5月以降のファーム戦では制球も安定していますが、それでも相川監督から信頼されていないのか、依然として一軍からお呼びがかからない状況です。

 そしてビドですが、実はこちらもお世辞にも制球力バツグンとは言えません。彼にも藤浪投手同様の死球グセがあるのです」(前出・スポーツライター、以下同)

満塁で2者連続の「押し出し死球」

 5月7日(日本時間6日)、村上宗隆選手(26)も2番ファーストで出場したホワイトソックスとロサンゼルス・エンゼルスとの試合。4回裏ツーアウト満塁のピンチを“火消し”すべく、2番手でマウンドに上がったビドだったが、まさかの2者連続の押し出し死球を与えて2点を献上したのだ。

いずれも右打者に向かって抜けていく死球で、オープン戦でも見られた藤浪の軌道と似ています。そしてビドのMLB過去3年間の与四死球率は、制球難に苦しんだ阪神時代の藤浪とも似通った数値で、死球に至っては前者の方が多い。

 素材は一級品とされながらもMLBでたらい回しにされ、そしてリリースされた理由もエンゼルス戦に見た制球難も無関係とは言えないでしょう。プレー環境やボールを変えることで制球もアジャストできるのか、その日に投げてみなければわからないところも藤浪投手に似ていると思います」

 藤浪獲得の際には「コマンド(制球力)については、うちのAIやメカニクスのデータ班を生かせる」と、制球難の改善に自信をのぞかせていたDeNAフロント。ビドにも自慢のAI技術を駆使するということか。