カメラで親を見守る(イラストはイメージです)
カメラで親を見守る(イラストはイメージです)
【写真】「専門家おすすめ」タイプ別!親の見守りサービス

 一方で、導入時には親の気持ちも無視できない。

「正解探し」ではなく「相性探し」

「『まだ元気だから必要ない』という親御さんは多いです。ただ、親は子どもに迷惑をかけたくないという気持ちがあるので、『私が安心したいからお願い』と伝えると、私の場合は受け入れてくれました。そのうえで、どのサービスを導入するのがよいか親子で話し合ってみましょう。

 カメラは監視されているようで嫌だけど、センサーならOKといった、親御さんの希望も聞けるはずです。情報を集めるのは子どもで、最終決断は親、とすると、その家庭の最適解が見つかるのではないでしょうか」

 最近は、自治体による“見守り支援”も充実している。民生委員による訪問や緊急通報装置の貸与、配食サービスを兼ねた安否確認など、地域によって利用できる制度はさまざま。地域包括支援センターや、市区町村の高齢者福祉窓口に相談するのも一つの方法だ。

 みがるさんが最後に強調するのは、親の見守りは「正解探し」ではなく「相性探し」という考え方だ。

「実際使ってみると、合う、合わないは少なからず出てきますし、誰にも万能なサービスはありません。また、最初はアプリでよかったけれど、やはりセンサーが安心で、そのうち訪問も必要になってくるなど、親の状況もどんどん変わっていきます。

 ですからサービスを選ぶときに、解約条件や違約金の有無などは必ず調べておきましょう。最初は、初月無料サービスなどを利用するのがおすすめです

 見守りの最終目標は、親が住み慣れた家でできるだけ長く元気に暮らすこと。「どんな生活を続けたい?」「困っていることはある?」──親子でこれからの暮らしについて話し合うことで、その家庭にぴったりの“見守り方法”が見えてくるはずだ。