目次
Page 1
ー 自分の足で歩ければ、老い知らずの80代に
Page 2
ー ツヤのある髪と肌は“タン活”でキープ
Page 3
ー 身体作りの基本は毎日のストレッチ
Page 4
ー ほかにもたくさん!今日からできる老けない習慣
高岡邦子先生 1943年、東京都生まれ。内科医師。元高岡クリニック院長。今も現役の医師でありながら、CMやテレビに出演するなど、シニアモデルとしても活動の幅を広げている。12月19日に主婦と生活社より『82歳の現役女医が実践する病まない老けない生き方』を上梓。
高岡邦子先生 1943年、東京都生まれ。内科医師。元高岡クリニック院長。今も現役の医師でありながら、CMやテレビに出演するなど、シニアモデルとしても活動の幅を広げている。12月19日に主婦と生活社より『82歳の現役女医が実践する病まない老けない生き方』を上梓。
【写真】股関節の柔軟性をぐんと高める「やさしい“カエル体操”」
高岡邦子先生 1943年、東京都生まれ。内科医師。元高岡クリニック院長。今も現役の医師でありながら、CMやテレビに出演するなど、シニアモデルとしても活動の幅を広げている。12月19日に主婦と生活社より『82歳の現役女医が実践する病まない老けない生き方』を上梓。
高岡邦子先生 1943年、東京都生まれ。内科医師。元高岡クリニック院長。今も現役の医師でありながら、CMやテレビに出演するなど、シニアモデルとしても活動の幅を広げている。12月19日に主婦と生活社より『82歳の現役女医が実践する病まない老けない生き方』を上梓。
作り置きでラクチン“タン活”献立 タンパク質(1)鶏ハムサラダ低温調理器を使って大量に作り置きしている鶏むね肉のハムが主菜。同じく作り置きしているサラダを添え、サラダプレートにしてポン酢とこしょうでさっぱりと。タンパク質(2)しらすしらすはそのままでも、ポン酢をかけても、納豆に混ぜてもOK。白米にのせるだけで手軽なので、まとめ買いして冷凍で常備しています。タンパク質(3)納豆植物性タンパク質がとれるうえ、女性ホルモンに似た働きを持つ「大豆イソフラボン」も豊富。小鉢として毎日欠かせない存在です。
作り置きでラクチン“タン活”献立 タンパク質(1)鶏ハムサラダ低温調理器を使って大量に作り置きしている鶏むね肉のハムが主菜。同じく作り置きしているサラダを添え、サラダプレートにしてポン酢とこしょうでさっぱりと。タンパク質(2)しらすしらすはそのままでも、ポン酢をかけても、納豆に混ぜてもOK。白米にのせるだけで手軽なので、まとめ買いして冷凍で常備しています。タンパク質(3)納豆植物性タンパク質がとれるうえ、女性ホルモンに似た働きを持つ「大豆イソフラボン」も豊富。小鉢として毎日欠かせない存在です。
やさしい“カエル体操” (1)床に座って、片足を前にまっすぐ伸ばす。もう片方の足は、膝を曲げて内側に折る。
やさしい“カエル体操” (1)床に座って、片足を前にまっすぐ伸ばす。もう片方の足は、膝を曲げて内側に折る。
やさしい“カエル体操” (2)太ももの付け根あたりに手を添え、足首を外側→内側へゆっくり倒す。左右それぞれ10回×2セット行う。
やさしい“カエル体操” (2)太ももの付け根あたりに手を添え、足首を外側→内側へゆっくり倒す。左右それぞれ10回×2セット行う。
高岡邦子先生 1943年、東京都生まれ。内科医師。元高岡クリニック院長。今も現役の医師でありながら、CMやテレビに出演するなど、シニアモデルとしても活動の幅を広げている。12月19日に主婦と生活社より『82歳の現役女医が実践する病まない老けない生き方』を上梓。
高岡邦子先生 1943年、東京都生まれ。内科医師。元高岡クリニック院長。今も現役の医師でありながら、CMやテレビに出演するなど、シニアモデルとしても活動の幅を広げている。12月19日に主婦と生活社より『82歳の現役女医が実践する病まない老けない生き方』を上梓。

 

「76歳のとき、変形性股関節症ですり減ってしまった両方の股関節を人工股関節に置き換えるために、『人工股関節置換術』の手術を受けました。そこから食事や運動など日々の習慣を見直したことで、むしろ60代、70代のころより元気に過ごせています」

 そう話すのは、高岡邦子先生。健診業務などで内科医として働く一方で、78歳でボディコンテストに挑戦したり、シニアモデルとしての活動を始めたりと、そのバイタリティーは年齢をまったく感じさせない。

自分の足で歩ければ、老い知らずの80代に

 手術後のリハビリの一環で運動を取り入れ、筋力をつけるために食生活も改善するうちに、心身共にみるみる元気になったという。

「50代から70代前半までは、仕事や実父の介護などで、自分のことは完全に後回し。コンビニ弁当や、カップ麺でごはんをすませることもしょっちゅうでした。そんな私でしたが、70代からでも自分の身体のケアをしてあげたことで、80代になってからも、日々軽やかに過ごせています。自分の足で歩き続けられていることが、今が充実している一番の理由だと実感しています」(高岡先生、以下同)

 先生が身につけた“老けない”日々の習慣は、大きく2つ。「タンパク質をしっかりとる食生活」と、「身体の柔軟性を高めるストレッチ」だ。

「私が食事で決めているルールはたった1つ。『1食で3品のタンパク質』をとる、“タン活”を無理なく続けることです」

 タンパク質は筋肉や内臓、骨、髪、皮膚など身体のあらゆる組織をつくる、いわばすべての土台となる栄養素。

「不足すると、髪や肌の見た目に影響するのはもちろん、筋肉も落ちやすくなります」

 女性は閉経後に女性ホルモンの分泌が減少することで筋肉量が落ち、骨ももろくなる傾向があるため、より意識して摂取したいという。

目安としては1日に自分の体重(kg)と同じくらいの数値(g)が最低限の摂取量です。例えば、50kgの人だったら、50g以上とるのがいいですね。1食分のタンパク質の量としては、肉か魚は、片方の手のひらにのるサイズで約20g、それにプラスして卵1個(約6g)、納豆1パック(約6g)を食べると30g以上とることができます」