やせる+身体を変えるはこのメニューで

「居ダイエットにはたったひとつだけルールがあり、一三菜を守ってください」

 この一三菜こそが松田先生の居ダイエットの柱。

 まず主菜は、魚、肉、卵、大豆を使った料理からメインを1品決める。ダイエットに有効な燃焼系のタンパク質をとるわけです。いくら好きでもいつもマグロばかりというのではなく、いろいろな種類の魚をべたほうがダイエット効果はアップ。どれをべたらよいのか迷ったら、旬の魚を選ぶのもひとつの方法。

「女性にはローストビーフもオススメします。家ではべられないし、ダイエット効果もとっても高いんです」

 副菜①は、野菜料理から選びます。老廃物を排出するデトックス効果のある野菜や、抗酸化作用のある材を選んで、身体のコンディションを整えながら。メインの主菜の働きを促進させるのです。

 イチオシはトマト。赤・黄・緑の材の中でもトマトのβ−カロテンは抗酸化作用に加えて、脂肪燃焼、アルコール分解効果もあってダイエットにはぴったり。

 アボカドはビタミンA、C、Eがとれる若返り果実で、これも女性たちに積極的にとってほしい。

 副菜②は、海藻や、魚介、キノコ類から選ぶ。シメジやシイタケといった不溶性の物繊維は、胃腸で水分を吸収して、便のかさ増し効果で、便秘の改善にもよい。女性に多い便秘には、キノコ類を。おを楽しくおいしく飲むために肝臓や腸に働きかける材などから好きなものを。

 主菜、副菜①,②で三菜が選べましたね。そうしたら、漬物を選びます。居ダイエットでは、漬物のとり方にもこだわっていて、事の前に漬物を5切れ、そして飲んだりべたりしながら、残りの漬物をべます。漬物だってとっても大事な材。

 最後に、主を選びます。主はご飯や麺類ではなく、豆腐料理からどれか1品。これで5品が選べました。これらにおを加えたのが1人前のメニュー。

 単品をバラバラとべるのではなく、組み合わせたのは、べ合わせによるダイエット効果が得られるから。

 目的別のメニューを挙げておきますが、これに準じて材を選び、組み合わせてみましょう。

 燃焼材、抗酸化材、整腸材と組み合わせることで身体はどんどん変わります。

「いかがですか、かなり飲みごたえもべごたえもあるはずです。楽しくべて、やせましょう」

 居屋だけでなく、自宅でも応用できますよ。コンビニのお惣菜などでもできるので、やってみて!