0円健康法《チョコとヨーグルト、ゆる美容》

●チョコとヨーグルト
〜高カカオチョコで内臓脂肪が減る!? 〜

 一度ついた内臓脂肪を減らすにはさぞ大変な食事制限が必要だろうと思いきや、

甘い物好きなら安価でとっておきの方法があります。カカオ成分70%以上の高カカオチョコを毎日一定量食べるだけです」(栗原先生、以下同)

 カカオに多く含まれるポリフェノールには、血糖値を下げて脂肪を燃焼させる高い効果があるという。

「摂取量の目安は1日当たり25g。食事前と午前・午後のおやつの5回に分けて、それぞれ5gずつ食べるのが理想的」

カカオに多く含まれるポリフェノールには、血糖値を下げて脂肪を燃焼させる高い効果があるという。
カカオに多く含まれるポリフェノールには、血糖値を下げて脂肪を燃焼させる高い効果があるという。
【写真】専門家が推薦、毎日食べれば痩せる魅惑の“ハイカカオチョコレート”はコレ!

◆高カカオチョコには健康効果がいっぱい

・脂肪を燃焼させる
・血糖値を下げる
・血圧を安定させる
・ALT、γ-GRP、コレステロール値が改善
・脳を活性化しイライラ解消や認知症予防
・便秘を解消して腸内環境を改善

〜食後のヨーグルトで脂肪が燃焼しやすい身体に〜

 身体の脂肪を効率よく燃焼させるには、老廃物をため込まない巡りのよい身体になることが大切。特に便秘は脂肪燃焼の大敵! 便秘を防ぐためにおすすめの食材が、プロバイオティクスヨーグルト。

「生きて腸まで届く乳酸菌を含む機能性ヨーグルトを選ぶのがポイント。乳酸菌は腸内環境を解善させるだけでなく、中性脂肪や血中コレステロール値を低下させることも、最近の研究で判明しています」

 空腹時を避けて毎日摂取することが、乳酸菌の力を最大に活かすコツ。

◆ヨーグルトの効率的な食べ方

・毎日とり続ける
・食後30分以内に食べる
・胃酸に殺されやすい空腹時は避ける

教えてくれたのは……栗原毅先生
医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。肝臓専門医として、肝臓病などの消化器疾患、糖尿病、脂質異常症、肥満症などに対して質の高い医療を実践。
『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』(宝島社)

●ゆる美容
〜ゆる〜く続けて未来の自分に投資! 〜

「口コミなどで話題の自己流美容に飛びつくより、地味でも正しいスキンケアや生活習慣を根気よく継続したほうが、将来のキレイにつながる」と高瀬聡子先生。そこで、先生自らも毎日の生活に取り入れているという、無理なく続けられる「ゆる美容」習慣を教えていただいた。

 代謝のいい身体はキレイへの第一条件。高瀬先生は、毎日の重炭酸風呂で代謝を高めている。

重炭酸の入浴剤を入れた湯船につかると身体の芯から温まり血行が促進。冷えが解消し代謝も上がります」(高瀬先生、以下同)

 また肩甲骨周辺には脂肪をエネルギーに変える褐色脂肪細胞が集中。だから、肩甲骨をほぐすと褐色脂肪細胞が活性化し、代謝も上がる。

テレビを見ながらストレッチポールの上に寝転がって、肩甲骨まわりをほぐしています。コリがほぐれて姿勢もよくなりますよ

 100均でも人気アイテムのストレッチポールで、姿勢美人に!

※イラストはイメージです
※イラストはイメージです

〜表情筋トレーニングで若返り〜 

 コロナ禍ではマスク下のたるみが気になるところ。

 たるみを解消して、顔の印象を若くするには、表情筋を鍛えることが効果的。

特に頬の高さは元気と若さの象徴。頬筋を鍛えて頬の高さキープを目指しましょう

 表情筋は、常に口角を上げながら生活するだけでも十分鍛えられるという。

「それに加えて、会話のときには頬骨をキュッと持ち上げるように意識すると、さらにいいトレーニングに」

※頬骨の上げ方がわからない場合

 手の甲側の親指と人さし指を頬骨の下に当て、指の上側に力を入れるように意識して頬筋を動かす。頬骨を上げる感覚がつかみやすい。

※イラストはイメージです
※イラストはイメージです

教えてくれたのは……高瀬聡子先生
ウォブクリニック中目黒総院長。東京慈恵会医科大学卒業後、同大学病院皮膚科にて勤務し、2007年より現職に。国内外の最新美容事情にも詳しい。
『ゆる美容事典「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる』(講談社)