目次
Page 1
ー 『Jリーグチップス』の復刻にファン歓喜
Page 2
ー “公認番組”カードに批判

 

 1993年のJリーグ開幕とともに一大ブームを巻き起こした『Jリーグチップス(選手カード付き)』が、令和の今、復刻版として帰ってきた。

『Jリーグチップス』の復刻にファン歓喜

 Jリーグが5月15日の『Jリーグの日』で32周年を迎えたことを記念し、5月17日・18日にホーム戦を開催する全30クラブのスタジアムで、数量限定のJリーグチップスが無料配布されるという。当時を知るファンにとってはたまらない企画であり、スタジアムがひときわ賑わいそうな予感である。

 今回の復刻版には、J1・J2・J3全60クラブからそれぞれ3名ずつ選ばれた計180人の現役選手カードをはじめ、1990年代の黎明期を支えたレジェンド選手35人、さらにJリーグ公認番組と連動した“特別カード”が加わり、全220種類が封入されている。

「配布数はJ1が各クラブ2000袋、J2が1000袋、J3が300袋と限られており、一般販売はないのです。抽選プレゼントのあるSNSキャンペーンもありますが、基本的にはスタジアムに足を運ばなければ手に入らない“プレミアム仕様”。

 ところが、サッカーファンが選手カードに胸を躍らせるなか、そのラインナップになんとお笑いコンビ『おぎやはぎ』の小木博明さんが名を連ねていおるのです」(スポーツ紙記者)

 これには《え、小木?》《なんで芸人が?》と驚いた人も多かったようだが、実は日本テレビで放送中のJリーグ提供番組『オフ・ザ・ピッチ』でMCを務めていることから、番組とのコラボによって“レア枠”としてカード化されたようだ。